cotobox株式会社が商標ロゴの類似を最短10秒にてオンライン検索できる「Cotobox」サービスの提供を開始することを発表しました。最短10秒で商標ロゴの類似がオンラインで検索することができる「Cotobox」サービスについてご紹介します。
東京都港区に会社のあるcotobox株式会社が2019年12月2日(月)からAIを活用した商標ロゴの類似を最短10秒でオンライン検索できる「Cotobox」サービスの提供を開始することを発表しました。
「Cotobox」では、商標調査から出願、管理までの流れについてを、スピーディに、かつ簡単に低価格で行うことができるようオンライン商標登録サービスのサポートをしています。
今回、発表された「Cotobox」の新機能、商標ロゴの類似を最短10秒でオンライン検索できる「Cotobox」サービスは、最新のAIを活用した「総合的な商標クラウドサービスの実現」に向けた取り組みが実現したものです。
商標ロゴの類似を最短10秒にてオンライン検索できる「Cotobox」サービスが開発、リリースされることになった背景についてご紹介しておきましょう。
最近の傾向として、中小企業が新規に立ち上げを行う際やイメージ変更を行う際には、 自社ブランドを保護するための方法として、商標登録を行う企業が増えており、「Cotobox」サービスのニーズが広がってきています。
また、 大手企業においては、 デジタルトランスフォーメーションを進める動きが活発化しており、リーガルテック領域での新サービスのニーズを求める声が多くなっています。
「Cotobox」では、 これまで取り組んでいた先進的な商標登録サービス事業の知識を生かし、 AIを活用した商標クラウドサービスの提供に向け、新機能の開発を実現したとのことです。
中小企業でも大企業でも、自社のロゴを作成し、商標登録の手続きを行うさいに、自社のロゴが他社によって登録されている場合や出願されている場合は珍しいことではありません。
もし、他社の商標登録に気づかずに特許庁へ出願手続きを行った場合には、自社のロゴとして商標登録ができないだけでなく、登録済みの企業から商標権の侵害で訴えられる事態も考えられます。
新機能として追加された「業種別のロゴ調査機能」では、 ロゴのJPEGファイルをアップロードすることで、 特許庁が指定する区分やサービスカテゴリに分けた業種を検索や選択を行うと、 商標ロゴの類似を最短10秒でオンライン検索できるようになります。
新機能として追加された「業種別のロゴ調査機能」では、最先端のAI技術により、 特許庁が保有している約92万件のロゴ商標と比較して、その中から、自社ロゴと同一業種の似ている画像を最短10秒で検索、表示を行うとのことです。
なお、現段階では、デスクトップのみのサービス提供開始となっているものの、今後は、iPhoneやAndroidのスマホ端末などモバイル端末でも類似の商標がないか調査対応ができるよう取り組んでいるとのことです。
「Cotobox」の概要 についてみていきましょう。「Cotobox」は、 最新AI技術を活用したPCのデスクトップ版ブラウザ上で利用可能となっています。
自社の商標や業種の検索対応を無料で何度でも確認することができ、複雑な操作は不要となっているのが大きな特徴となっている商標の調査・出願・管理を提供しているクラウドサービスです。
なお、「Cotobox」にて自社の商標や業種の検索を行った後、そのまま商標登録を希望する場合には、 安い金額にて提携先の弁理士を紹介してもらうこともできます。