楽天ウォレットが「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換できるサービスを開始すると発表しました。12月24日より開始となった楽天ウォレットの「楽天スーパーポイント」を100ポイント以上から1ポイント単位で仮想通貨に交換できるサービスについてご紹介します。
楽天傘下となる「楽天ウォレット」が12月24日より、「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換できるサービスを開始することを発表しました。
12月24日より開始した、ポイントサービス「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換できるサービスは、「楽天ウォレット」の口座を開設したユーザーが対象となっています。
楽天ウォレットの「楽天スーパーポイント」サービスでは、交換可能となる「仮想通貨」はビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュが対象となります。
なお、交換可能となる「仮想通貨」のビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュへ交換するには、1ポイント1円相当にて100ポイント以上から1ポイント単位で交換可能となっています。
楽天ウォレット株式会社は、2017年3月30日に仮想通貨交換所のサービスを開始し、2019年3月25日に「仮想通貨交換業者」として関東財務局への登録を行っています。
楽天ウォレット株式会社では、2019年3月1日に、元となる「みんなのビットコイン株式会社」から商号変更を行っており、社名が「楽天ウォレット株式会社」に変更されました。
今年、楽天ウォレット株式会社では、4月15日から仮想通貨の「暗号資産取引サービス」の口座開設の新規受付をはじめ、2019年8月19日から仮想通貨である暗号資産の現物取引サービスを提供しています。
楽天ウォレットの「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換するサービスを利用するには、まず、iPhoneやAndroidのスマホ端末から「楽天ウォレット」の公式アプリをインストールする必要があります。
「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換するサービスを利用する流れですが、ユーザーが「楽天ウォレット」のアプリにログインを行い、画面上の「ポイント交換」項目を選択しましょう。
次に、「楽天スーパーポイント」の交換対象となる通貨を選び、実際に交換を行う数量を入力します。
交換する数量の入力手続きが完了すると、1ポイント1円相当として暗号資産への交換手続きが完了し、ユーザーの利用しているアプリ上に交換した取引履歴が反映となります。
仮想通貨に交換が可能となっている「楽天スーパーポイント」のポイントについては、「楽天スーパーポイント」の中でも、通常ポイントのみが対象で「楽天スーパーポイント」の期間限定ポイントについては、仮想通貨への交換はできないようになっています。
また、提携サービス会社のポイントを「楽天スーパーポイント」の通常ポイントに交換した分については、対象外となりますので注意が必要です。そのほかにも、注意点として、仮想通貨から「楽天スーパーポイント」に交換はできないようになっています。
なお、仮想通貨に交換することができる「楽天スーパーポイント」の通常ポイントの上限については、ユーザーの「楽天会員」のグレードによって設定されています。
「楽天会員」のグレード | 1回当たりの交換上限 | 1カ月当たりの上限 |
「ダイヤモンド会員」 | 5万ポイント | 50万ポイント |
「ダイヤモンド会員」以外 | 3万ポイント | 10万ポイント |
「楽天ウォレット」では、「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換するサービスを開始することで、多くのユーザーが仮想通貨暗号資産にて、これまでよりも、気軽に資産運用を始める機会が広がることを目的としています。
また、「楽天ウォレット」では、「楽天スーパーポイント」を仮想通貨に交換する機能を追加したことで、「楽天ポイント」の活用の幅が広がり、楽天ユーザーにとっても利便性の向上が図れると説明しています。