iPhoneのホーム画面を撮影したスクリーンショットで、300円分のAmazonギフト券がもらえるiOSアプリ「スクショマネー」が配信開始されました。6ヶ月以内に撮影したiPhoneのホーム画面は1枚最大300円でマーケティング支援に役立てられるようです。
Webマーケティング、プロモーション事業を展開する「Apassionate」は1月8日、iPhoneのホーム画面を撮影したスクリーンショットをアップロードすると、300円分のAmazonギフト券がもらえるiOSアプリ「スクショマネー」を公開しました。
iOSアプリ「スクショマネー」では、ユーザーから収集したホーム画面やプロフィールを分析して、スマホ向けサービスやアプリを開発する企業に情報を提供してプロモーションやマーケティングを支援すると言います。
現時点では「スクショマネー」はiOS限定での配信となっています。
ホーム画面のスクリーンショット撮影して最大300円のAmazonギフト券で買い取ってもらえるのは、半年につき1回のみとなっています。
「Apassionate」によると、昨今インターネットにPCではなくスマホなどのデバイスからアクセスするユーザーが増える中で、「スマホにインストールされたアプリがホーム画面のどこに置かれたか」という情報が重要になっていると言います。
「Apassionate」の安田吉範社長のツイートによれば、「スクショマネー」は中古品即時買い取りアプリ「CASH」などを運営していたバンク創業者、光本勇介氏の監修を受けているそうです。
「スクショマネー」で収集した情報はスマホ向けサービスやアプリを提供する企業のプロモーションやマーケティングに大いに活用されるでしょう。
iOSアプリ「スクショマネー」の利用方法は、まずアプリをインストールし、SMSによる本人認証を行います。その後スマートフォンのホーム画面のスクリーンショットを撮って、アップロードをすることができます。
「スクショマネー」のアプリからクリーンショットを送信すると、その場で最大300円分のAmazonギフト券がもらえる仕組みです。買取が完了すると、アプリ内のウォレットに金額が表示され換金依頼を行えます。
ただこの時点で、名前や性別、生年月日、職種、在住している都道府県、既婚/未婚、世帯人数、同居子ども人数、世帯年収のプロフィールを入力する必要があります。
注意点としてアプリ内のスクリーンショットの買取後、半年間は新たにスクリーンショットを送信しても買取対象になりません。買い取り額は1~300円で変動し、予定枚数に達した時点で買い取りは終了します。
同様のアプリとしては、レシート画像を1枚10円で買い取ることで話題を集めた「ONE」があります。「ONE」とは2018年6月に配信開始したアプリで、普通なら捨ててしまうレシートを1枚につき10円で買取るというサービスで注目を集めました。
これらのアプリは、ユーザー側も個人情報を提供することで明確な対価が得られるというわかりやすい事例と言えます。