日本語のキーボード入力に対応できる「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版「v10.0.2」がリリースとなりました。公開された「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版バージョンで日本語のキーボード入力に対応可能となる件についてご紹介します。
現地時間の12月20日、米Microsoftが「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版「v10.0.2」がリリースしました。
Microsoftが公開を開始した「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版「v10.0.2」は、iOS 13.0のバージョン以降に対応可能となるもので、インストールについては、「App Store」からダウンロードすることができます。
Microsoftがサービス提供を行っている 「リモートデスクトップ」についてご紹介しておきましょう。
「リモート デスクトップ」は、iPhoneやiPadからWindowsのPC端末へ接続を行い、デスクトップのリモート操作が可能となるMicrosoftが提供している公式アプリケーションです。
「リモートデスクトップ」アプリは、Windowsに標準搭載されている「リモート デスクトップ接続」アプリの機能を搭載しているのがiOS/iPadOS版の特徴となっています。
なお、「リモートデスクトップ」アプリは、iOS/iPadOS版の他にも、Windows 10・MacのPC版と、Android版が展開されています。
Microsoftの「リモートデスクトップ」アプリを使用するメリットについてみていきましょう。「リモートデスクトップ」アプリは、リモートPC用リソースに接続可能となっています。
また、Microsoftの「リモートデスクトップ」アプリは、接続に使用できるデバイスに制限がないため、外出先や移動中の電車などユーザーの利用しているiPHoneなどのデバイスを接続して作業することができます。
Microsoftの「リモートデスクトップ」アプリを利用するメリットとしては、場所を選ばず、仕事用PCに接続して、PC上のすべてのアプリやファイルなどが利用可能となる点が挙げられます。
iOS/iPadOS版「リモート デスクトップ」のアップデートの経緯について確認しておくと、「リモート デスクトップ」にて、前回のアップデートが行われたのは2019年11月にバージョン「v10.0.0」が公開されました。
2019年11月に公開されたバージョン「v10.0.0」では、「Windows Virtual Desktopサービスへの対応が可能となる機能追加や接続センターのUI刷新が実施されています。
今回、Microsoftが「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版「v10.0.2」がリリースしたことで、日本語のキーボード入力に対応可能となります。
Microsoftがリリースした「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版「v10.0.2」内容について確認していきましょう。
今回リリースされた「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版「v10.0.2」の内容については、キーボードでの日本語や中国語の入力ができるようになっています。
また「iOS 13」を利用しているユーザーから、キーボード入力の際に、IMEパネルが表示されず困っているという声が上がっていたが、今回のアップデートにより、キーボード入力の際に、IMEパネルが表示されるよう変更されています。
ほかにも、最新版の「10.0.2」バージョンでは、アプリがクラッシュするバグについても修正が行われており、最新版の機能を反映させるには、アプリの最新版バージョンへのアップデートが必要となります。
「リモートデスクトップ」iOS版アプリの最新版の「10.0.2」バージョンを利用する条件については、「Professional」版以上のエディションのクライアントOSもしくは、サーバー版のWindowsPCが必要となります。
また、対応OSについては、iOS 13.0以降のiPhoneやiPadとなっています。なお、「リモートデスクトップ」接続を行うためには、事前に接続先のWindows PCにて「リモートデスクトップ接続」の認証を許可設定しておくようにしましょう。