Twitterが提供終了していた6秒動画アプリ「Vine」が「Byte」として復活リリースされました。「Byte」を復活リリースさせたのは「Vine」共同創業者であるドン・ホフマン氏で、「Byte」の機能は「Vine」とほぼ同じです。
かつてTwitterが提供していた6秒動画アプリ「Vine」が「Byte」として復活リリースされました。
「Vine」の共同創業者であるDom Hofmann(ドン・ホフマン)氏は、「Vine」の後継サービスを「Byte」という名前で開発していることを公言していましたが、米現地時間1月24日iOSとAndroidアプリそれぞれをリリースしました。
「Byte」は以下のリンクからiOS版、Android版それぞれ無料でダウンロードできます。
「Vine」は2012年にサービスを開始し、その後Twitterに買収されTwitterの機能の一部として続いていましたが、トップクリエイターが「Snapchat」や「YouTube」に流出したことなどもあり、2016年10月にサービス終了を発表し2017年に終了しました。
共同創業者であるドン・ホフマン氏は新たな動画投稿サービスとして「Byte」を立ち上げることを2018年に発表し、当初は2019年春にリリースを目指すとしていましたが、約1年遅れてのリリースとなりました。
「Byte」の機能は以前の「Vine」と同様、カメラで動画を撮影することで簡単に6秒のループ動画を作成することが可能でSNSで共有することができます。カメラロール内にある動画から編集して作成も可能です。
「Byte」を使えば、6秒のビデオをアプリで撮影するか、カメラロール内の動画をアップロードすることで6秒のループ動画としてSNSで共有することが可能です。
「Vine」の後に登場した最大1分間可能な「TikTok」にあるような口パク機能などは今のところ備わっていません。「Byte」は6秒というわずかな時間しか許されていないことによって、余計なカットなしのコンテンツを生み出すことになります。
「Byte」にはフィード(feed)、探索ページ(Explore)、通知(notification)、プロフィール(profile)などの標準的なソーシャル機能が搭載されています。
ただ現時点では「Byte」にはリミックス機能や拡張現実フィルター、トランジション効果、「TikTok」などの他のアプリにはあるボーナス機能は搭載されていません。
創業者のホフマン氏によると、「Byte」を差別化するためにコンテンツクリエーターの収益化の支援に初期の焦点を置いていると言います。
「Byte」上で人気が出たクリエイターに収益化オプションを提供するパートナープログラムのパイロット版が間もなく開始されることをTwitter上で公表しています。
ホフマン氏は、パートナーへの分配については広告収益の分配やチップなど考慮していると言いますが、当初は広告収益の分配と資本金からの補助を行うようです。パイロットプログラムの仕組みについては、今後詳細が公開される予定です。