Microsoftがプレリリースを行っていたAndroid向け「Office」アプリの正式版がリリースされています。MicrosoftがリリースしたAndroidスマートフォン向け「Office」アプリの正式版について内容や特徴についてご紹介します。
現地時間の2月17日、MicrosoftがAndroidスマートフォン向け「Office」アプリの正式版をリリースしたことを発表しました。
MicrosoftのAndroidスマートフォン向け「Office」アプリは、2019年11月にパブリックプレビューが公開されており、今回、「Office」アプリの正式版をリリースした形となっています。
Androidスマートフォン向け「Office」アプリは、Word・Excel・PowerPointのアプリが統合されており、個別にインストールする必要がなくなります。
「Office」アプリでは、Microsoft Officeのみで文章の作成や編集をおこなうことができるため、Windowsの付箋(メモ)機能についても表示や編集が可能となります。
正式リリースとなったAndroidスマートフォン向け「Office」アプリを利用する方法については、利用しているAndroidのスマホ端末のGoogleプレイより、インストールを行うことでダウンロードすることができます。
MicrosoftのAndroidスマートフォン向け「Office」アプリは、WordやExcel、PowerPointの各アプリを 1つに統合することで、機能の強化を行っています。
ユーザーは、Androidスマートフォン向け「Office」アプリをインストールし、利用することで、職場や自宅での作業だけでなく、外出先や電車の移動時などでもモバイル デバイスで作業を完了できるようになります。
Androidスマートフォン向け「Office」アプリで対応可能な機能については、スマホ端末のアプリにアクセスすることで、「OneDrive」に保存している各ファイルにもアクセスが可能となります。
Androidスマートフォン向け「Office」アプリでは、UIや操作性がPC版と似ているものの、スマートフォンのディスプレイサイズやタッチ操作に最適化されて表示されるので便利に利用することができます。
また、Androidスマートフォン向け「Office」アプリで対応可能な機能については、主な機能として以下の機能が利用可能となっています。
「Excel」 | スマホのカメラで撮影した表を「Excel」に変換する機能 |
「Word」 | 書類を撮影して「Word」の文書に変換する機能 |
「PDF」 | 画像をPDFに変換する・PDFへの署名挿入する機能 |
現在、会社や自宅でのパソコンのExcel・PowerPoint・Wordを利用した、文書の作成や、画像の編集などの作業は欠かせないものとなっています。
Androidスマートフォン向け「Office」アプリを利用するメリットについては、Excel・PowerPoint・Wordが統合されているため、個別のアプリをインストールする必要がない点が大きなメリットといえます。
ユーザーの普段の生活に欠かせないExcel・PowerPoint・Wordが統合することで、利便性向上が図れるという点は大きな特徴となっています。
MicrosoftのAndroidスマートフォン向け「Office」アプリは、2019年11月にパブリックプレビューがリリースされましたが、今回の正式リリースは、プレビュー版と同様に、スマートフォン向けユーザー限定としたリリースになっています。
2019年11月にパブリックプレビューがリリースされた当初は、タブレット端末などへの対応も可能となると想定されていましたが、現段階では未対応となっています。
今後のMicrosoftの「Office」アプリアップデートにより、利用できるデバイスが増加することを期待しているユーザーも多いのではないでしょうか?