【Netflix】AV1ストリーミングをAndroidアプリで開始！高圧縮/ロイヤリティフリー！

米国時間の6日、ストリーミングサービスの「Netflix」が、AV1ストリーミングをAndroidアプリで開始したことを発表しました。

今後は、「Netflix」のAndroidアプリにて高圧縮・高画質でロイヤリティフリーなAV1ストリーミングが対応可能になります。

「Netflix」は、iPhoneやAndroidのスマホ端末をはじめ、PC、タブレットなどインターネット接続デバイスで視聴することができるストリーミングサービスとなっています。

「Netflix」では、受賞歴のあるドラマや映画をはじめとして、アニメ、ドキュメンタリーなど豊富なカテゴリーのコンテンツの動画配信に対応しています。

「Netflix」の特徴として、定額制の低価格にて利用可能となっており、ユーザーのニーズに合せ、いつでもどこでも、広告表示なしに動画を視聴することができます。

また、「Netflix」では、視聴できる映画やドラマが毎週追加されるため、ユーザーは、移動中などのスキマ時間にいつでも新しい作品を楽しむことができます。

スマホやタブレット、スマートテレビ、パソコンやストリーミングデバイスなど、様々なデバイスにて、ユーザーの好きな作品を視聴できる「Netflix」の利用料金についてご紹介しておきましょう。

ストリーミングサービス「Netflix」の利用料金については、以下の3種類の料金プランが用意されています。

なお、料金のお支払い方法については、クレジットカードやデビットカードをはじめ、PayPal経由やソフトバンクまとめて支払い、iTuneStore支払い、各ギフトカード支払いなど多種多様な支払方法が選択できます。
 

「AV1」とは、オープンソースかつロイヤリティーフリーの動画コーデックとして、2015年に非営利団体Alliance for Open Media (AOM)を中心に開発されました。

非営利団体Alliance for Open Media (AOM)には、Amazon・Cisco・Google・Intel・Microsoft・Mozilla・Netflixなどが参加しています。

「AV1」では、ロイヤリティフリーであることに加え、VP9と比較すると圧縮効率が20%向上しているとされています。

AndroidのNetflixでモバイルデータの設定を「データ使用量：少」にしているユーザーを対象に一部タイトル限定で、「AV1」にてストリーミングを利用可能です。

「AV1」はすでにYouTubeでも対応可能となっていますが、高画質での利用にはマシンパワーが必要との警告が表示されるようになっています。

「Netflix」では、まずAndroid版のモバイル通信環境において、「AV1」の高い圧縮効率に対応を開始しますが、今後すべてのプラットフォームで「AV1」を展開することを目指しています。 

「Netflix」では、今後すべてのプラットフォームで「AV1」を展開ができるよう、10bitパフォーマンスをさらに最適化するとしています。

また、「Netflix」では、コーデックの今後のパフォーマンス向上に合わせて、「AV1」をより多くのユースケースに拡大する予定としています。