IIJ(インターネットイニシアティブ)が個人向けモバイル通信サービス「IIJmio」向けeSIMサービスの正式プラン「データプラン ゼロ」を発表しました。「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」 と 「ライトスタート」の正式な違いも見ていきます。
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2020年3月17日に、本社で記者説明会を開いて、個人向けの格安SIMサービス「IIJmio」において「eSIM」を利用した新しいプランを発表しました。
同社は2019年7月よりeSIMサービスのβ版 「ライトスタート」 (6GB) を月額1,520円(税別)で提供していましたが、その正式サービスとなりますのが、今回発表をしている 「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」 です。
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」 は最安150円となります。データ通信をするには容量をチャージする必要があります。チャージは容量1GB単位からで、毎月1回目(1GBまで)はチャージ料金300円、2回目(2GB~)以降は料金450円に設定しています。
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」 の料金形態の一覧
料金 | 月額利用料 | 150円 |
SIM発行手数料 | 200円 | |
SIM再発行手数料 | 0円 | |
ユニバーサルサービス料 | なし | |
初期費用 | 3,000円 | |
最低利用期間 | 契約日から翌月末まで(最大2ヶ月) | |
利用可能オプション | 「モバイルオプション」 (セキュリティ対策や留守番電話などのアプリ群) |
以前の 「ライトスタート」 であれば、他のスマートフォンでeSIMを利用する場合、SIMの発行手数料2,000円が必要となりましたが、今回は違いがあり 「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」 ではその費用はゼロ円になると正式に発表があります。
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を利用するにあたって、注意点があります。ライトスタートをすでに利用しているユーザーは、一度解約し改めて契約する必要がありますので気を付けてください。
契約し直すと、月額150円から利用できる「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」のプランを受けることができます。
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」 が利用できるスマートフォンについて注目をしていきたいと思います。 「ライトスタート」プランとの対応スマートフォンと違いがあるのかも見ていきます。
現在正式に発表されている対応スマートフォンは、iPhone XS/XR以降のiPhoneやGoogle Pixel 4などです。スマートフォン以外ではiPad ProやiPad mini(第5世代)、MicrosoftのSurface Pro LTE Advanced、Surface Pro Xなどが対応しています。
以前の 「ライトスタート」プランと対応しているスマートフォンに違いがあるので気を付けてください。