Apple Musicは新型コロナの拡大感染を受けて「Come Together」というコレクションを公開しました。Apple Musicが追加した「Come Together」は新型コロナのニュースや自粛などで沈むユーザーの心を意識したものとなっています。
Apple Musicは、新型コロナウィルスの拡大感染を受けて「Come Together(手に手を取って)」という新しいコレクションを公開しました。
「Come Together」は毎日のように伝えられる新型コロナウィルスのニュースや自粛などで沈むユーザーの心を意識したものとなっています。
「Come Together」コレクションは米国では3月30日から公開されその他の国でも順次展開されるとしていて、日本ではすでに利用可能となっています。
Apple Musicでは先週「Get Up! Mix」というプレイリストを追加し、音楽で新型コロナウィルスで沈みがちな心を元気付けることを提案しています。
今週は「Come Together」という新コレクションを作り、気晴らしや慰めを意識した提案をしています。
「Come Together」コレクションはデスクトップ版iTunesで「見つける」タブに表示されていて、いくつかのサブセクションにプレイリストを集めて構成されています。
「Come Together」は数百時間分の人気楽曲や動画などから構成されているプレイリストです。その内容は以下のように様々なセクションで展開されていて、どれも新型コロナウイルスが影響を及ぼしている状況を反映した展開となっています。
Apple Musicはこの「Come Together」コレクションを制作した理由として「この社会距離拡大作戦(social distancing)をあなたが切り抜けられるように」としています。
セクション | 内容 |
「気分を高めよう」 | 新型コロナウィルスで沈んだ心を高める |
「おうちでエクササイズ」 | 外出自粛のために鈍りがちな身体を動かす |
「リラックス、解放」 | 緊張した心や昂った気分、ストレスなどを落ち着かせる |
「家族で楽しむ」 | 一家でゆっくりと家族団欒を楽しむ |
前述したように、前の週にはApple Musicは新型コロナウィルス感染拡大の影響で沈む心を高揚させるため、「Get Up! Mix」というプレイリストを公開しています。
Apple Musicによると、「Get Up! Mix」では「ユーザーをワクワクさせ、笑顔を誘い、歌いたくなるような音楽」で構成したプレイリストを毎週アップデートするとしています。
「Get Up! Mix」はApple Musicの 「For You」 タブに展開されていますので、気分の明るくなる音楽を取り入れて心身の健康を心がけると良いでしょう。
Appleでは新型コロナウイルス感染拡大を受けて、様々な対策や取り組みを行っています。Apple Storeの一時閉店だけでなく、App Storeに米政府からの対策情報掲載、Siriでの情報提供、マスクの寄付などを行っています。
米国のAppleでは、iOS/iPadOSのApp StoreやMacのApp Storeを開くと、トップ画面にホワイトハウスからの公式発表「ソーシャルディスタンス:してもよいことと、すべきでないこと」」というタイトルが表示されています。
ホワイトハウス・コロナウイルス・タスクフォースからのメッセージ動画や「米国疾病予防管理センター(CDC)」のアプリへのリンクも貼られています。