「iTunes Store」と「Apple Music」の違いを解説!

iTunes StoreとApple Musicは似たようなサービスに見えますが、実は比較してみると大きな違いがあります。価格や対応デバイスはもちろん、ダウンロードとストリーミングの違いなど、iTunes StoreとApple Musicをまとめました。

「iTunes Store」と「Apple Music」の違いを解説!のイメージ

目次

  1. 1「iTunes Store」とは
  2. 特徴
  3. 2「Apple Music」とは
  4. 特徴
  5. 3「iTunes Store」と「Apple Music」の違い
  6. 違い
  7. 4「iTunes Store」と「Apple Music」の共通点
  8. 共通点
  9. 5「Apple Music」の対応デバイス
  10. PC
  11. スマホ
  12. 6「iTunes Store」と「Apple Music」の比較
  13. 「iTunes Store」がおすすめの人
  14. 「Apple Music」がおすすめの人
  15. 合わせて読みたい!iTunes Store/Apple Musicに関する記事一覧

「iTunes Store」とは

appleが手掛けている音楽事業サービスの中でも、特に注目されているのがiTunes StoreとApple Musicです。このページではiTunes StoreとApple Musicを価格、ファイル形式や所有権、対応デバイスなどから比較しました。

iTunes
Apple Music

特徴

iTunes StoreとApple Musicのうち、まずはiTunes Storeの特徴を見てみます。iTunes Storeはインターネット上のCDショップという言い方がしっくりくるサービス展開をしています。

1曲/アルバムごとの購入が可能

iTunes Storeでは1曲、もしくはアルバムごとの購入が可能となっています。好きな音楽を買い切ることができるのが1つの特徴です。

‎「Apple Music」をApp Storeで

デバイスにダウンロードできる

iTunes Storeでは対応デバイスへのダウンロード、もしくは複製が無制限にできます。CDに慣れている人にとってはiTunes Storeはとっつきやすいものと言えます。

オフラインでも視聴可能

1度iTunes Storeでダウンロードしたものは、オフラインでも視聴が可能となっています。曲の所有権を持っているため、どのような形式でも視聴ができます。

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「Apple Music」とは

続いてはApple Musicの特徴とは何かについてです。Apple Musicもappleによって提供されているサービスですが違いも多く見られます。

特徴

Apple Musicの特徴はサブスクリプション型のサービス展開をしていることが1番大きな違いとして見られます。その他にもストアとは楽曲の購入の方法、所有権などの点に差異があります。

月額契約で聴き放題

Apple Musicは月額契約で楽曲が聴き放題となっています。気に入った曲があったとき、いくらでも固定料金で聴き放題というのは大きな比較ポイントになります。

解約するとダウンロードしていても聞けなくなる

一方でApple Musicは月額契約を解約すると、ダウンロードしてオフラインで聞けるようにしていた楽曲さえも聞くことができなくなります。Apple Musicでは楽曲の所有権を購入できるわけではありません。

初回契約3ヶ月は無料

Apple Music 無料トライアル

また、Apple Musicでは初回契約の後3ヶ月は無料となっています。無料期間のうちにApple Musicが肌に合うかどうかしっかりと精査することができます。3ヶ月という長さは他の配信サービスと比較しても格段に長いです。

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「iTunes Store」と「Apple Music」の違い

iTunes StoreとApple Musicのそれぞれの特徴とは何かが分かったところで、次に両者の違いについてまとめました。

違い

iTunes StoreとApple Musicの違いにはファイル形式や価格、所有権を持つことができるかなどがあげられます。その中でも価格と所有権は特に重要になってきます。

価格

iTunes StoreとApple Musicではまず価格に違いが見られます。iTunes Storeではシングル1曲が150円,200円,250円のいずれかで売られています。もちろんアルバムで購入することもでき、値段設定はアーティストによって違ってきます。

一方でApple Musicは固定980円の月額料金となっているほか、ファミリープラン(最大6人)が1,480円、学生プランが480円の価格設定となっています。

ファイル形式

iTunes StoreとApple Musicではファイル形式も違います。iTunes Storeのファイル形式はDRM保護がかかっていないM4Aのファイル形式となっており、これによってコピーが可能になっています。

Apple Musicのファイル形式はM4Pで、こちらはDRM保護がかけられています。あくまでも楽曲の所有権ではなく、聞く権利を購入していると言えます。

所有権

iTunes StoreはApple Musicとは所有権の点でも違いがあります。iTunes Storeは所有権を持てるのに対し、Apple Music使用者に所有権はありません。

対応デバイス

iTunes StoreとApple Musicでは対応しているデバイスにも違いがあります。後述の見出しで詳しくまとめているため参照してください。かいつまむとApple Musicの方が楽曲の保護などのシステム関連から、新しいデバイスを必要とします。

ダウンロードとストリーミング

iTunes Storeがダウンロードなのに対し、Apple Musicはストリーミングであるのも比較対象としてあげられます。ストアはオンライン上のCDショップと言われるのも分かる仕様となっています。

Apple Musicでもダウンロードはできる

少し複雑ですがApple Musicの場合でも楽曲のダウンロードはできます。ダウンロードをしても所有権失効と同じタイミングで視聴不可能になる仕様になっています。

曲数

iTunes StoreとApple Musicはどちらも5,000万曲以上の楽曲が用意されています。基本は同程度の楽曲数ですが、Apple Musicの聞き放題に対応していない曲もあるため、iTunes Storeの方が多いと言われています。

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「iTunes Store」と「Apple Music」の共通点

iTunes StoreとApple Musicには共通点もいくつか見られます。重要なものが共通点に含まれているのであれば、どちらを利用しても大丈夫と言えます。

共通点

iTunes StoreとApple Musicの共通点には以下のようなものがあります。深く音楽サービスについて知らない人でも、何となく感覚で分かるものが多くを占めています。

Apple IDで管理される

共通点の1つ目として、どちらのサービスもapple IDで管理されています。IDを作成することでサービスが利用可能となります。

音質

どちらの音質も256kbpsとなっており、音質に違いはありません。音質を何よりも気にするという人はどちらを選んでも安心です。

Musicアプリが必要

iTunesのインストールがiTunes StoreとApple Music、どちらの音楽サービスでも必要となります。appleが提供するサービスのため、アプリのインストールは欠かせません。

コーデック形式

どちらもAACのコーデック形式を採用しています。コーデック形式はMP3やWAVなどのデータ圧縮のためのアルゴリズムを意味しています。

「Apple Music」の対応デバイス

Apple Musicはサブスクリプション型のサービスとなっています。楽曲保護などの観点から対応デバイスも比較すると要求水準が高めです。

PC

Apple Musicの要求水準が高めといっても、あくまでもストアと比較した場合の話となります。PCでApple Musicを利用する場合要求スペックは以下のようになります。

Windows7以降

PCで利用する場合、Windows7以降のOSが必要になります。もちろん現在主流の10にも対応しているため、あまり問題はないと言えます。

Mac OS 10.9.5以降

MacのOSの場合、10.9.5以降が対応しています。Windowsの場合と同じく、しっかりとOSを確認しておく必要があります。

スマホ

Apple Musicをスマホで利用する場合の要求は以下のようになります。iOSとAndroidどちらでもApple Musicは利用可能です。

iOS8.4以降

iOSの場合、8.4以降である必要があります。Apple製品であっても古すぎるものはApple Musicに対応していないため注意です。

Android4.4以降

Androidの場合、4.4以降がApple Musicの利用には求められます。PCもスマホも買い替えていくもののため、満たしているという人が多いと思われます。

「iTunes Store」と「Apple Music」の比較

それぞれの特徴や共通点、違いとは何かをこれまでにまとめてきました。最後は比較ポイントからおすすめの人はどういう人か見てみます。

「iTunes Store」がおすすめの人

まずはiTunes Storeがおすすめの人はどんな人かについてです。昔ながらのショップ形式に馴染んでいる、そこまで音楽に興味がない、聞く幅が狭いという人にはiTunes Storeの方がおすすめです。

所有や購入をしたいアーティスト/アルバムの場合

色々なアーティストの楽曲を聞くわけではないけど、好きなアーティストの楽曲を所有しておきたいという人にはiTunes Storeの方が合っていると言えます。所有権が自分に帰属するため、思い入れのあるアーティストや楽曲には向いています。

Apple Musicにない曲を聞きたい

Apple Musicにはないけど、iTunes Storeには聞きたい曲があるという人にもiTunes Storeの方がおすすめできます。どちらも楽曲数は膨大なため、好きなアーティストは必ずどちらかで見つかります。

「Apple Music」がおすすめの人

続いてはApple Musicを楽しめるのはどんな人かについてです。Apple Musicの特徴は現代のライフスタイルにも充分マッチしています。

色々な曲を楽しみたい

Apple Musicは色々な曲を聞いてみたいという人には特におすすめです。ストアで購入すると何万、何十万としてしまうような楽曲数でも、Apple Musicなら月額980円で済みます。

知らないアーティストも聞いてみたい

また、Apple Musicは自分の今まで知らなかった未知のジャンルやアーティストとの出会いを探すにも最適です。「テクノポップが好きだから適当に聞いてみよう」など、好きなジャンルをとっかかりに新しいお気に入りアーティストを見つけられます。

定額で音楽を楽しみたい

楽しみたいけど、そもそもそこまで音楽にお金をかけたいわけではないというライト志向の人にもApple Musicはおすすめです。流行っている曲も分かりますし、もし気に入ればそのアーティストやジャンルを深堀りすることもできます。

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この記事のライター
Daisuke.U