Sarahahとは、サウジアラビアで生まれ、海外で爆発的に広まったアプリです。匿名でメッセージを送ることができるというシンプルなコンセプトで人気を集めています。ここでは、Sarahahとは何か、基本的な使い方やインスタグラムで評判な理由などをご紹介します。
Sarahah(サハラ)とは、匿名のメッセージを受け取ることができるアプリです。手軽さが評判になり、2017年11月頃、大学生を中心に広まりました。
Sarahahの特徴は、多くのメッセージアプリとは違い、匿名でメッセージを受け取ることができることです。サウジアラビアで生まれました。「Sarahah」とは、アラビア語で「正直な」という意味の言葉です。
Sarahahとは、その名の通り、職場環境や仕事内容の向上のため、部下が上司に「正直」に意見を言うことができることを願って作られたアプリなのです。
メッセージを送る方は、Sarahahで会員登録する必要はありません。メッセージを受け取る方は、Sarahahで会員登録する必要がありますが、必要なのは、IDとメールアドレス、パスワードだけです。簡単に会員登録できます。
その手軽さが評判を呼び、Sarahahは、中東や北アメリカを中心に海外で爆発的に広がりました。日本でも、2017年11月頃、大学生を中心に広まりました。
サウジアラビア生まれのSarahahは、アラビア語版と英語版のアプリしかありません。Sarahahの日本語版アプリはありません。
また、2018年11月23日現在、日本では、AppStoreやGoogle Playなどから、Sarahahのアプリをダウンロードできないようです。
SafariやChromeなどのWebブラウザから、Sarahahのサイトを開いて利用しましょう。
Sarahahのサイトでは、使用する言語を選ぶことができます。日本語を表示できることも選べますよ。
Sarahahのサイトが日本語で表示されました。
Sarahahと同じように、匿名で交流できるアプリに質問箱もあります。Sarahahと質問箱とは、どのように違うのでしょうか? この二つでできることに違いがあるのでしょうか?
Peing -質問箱-とは、「匿名で質問を送る」アプリです。できることは、誰でも気軽に、気になる人に気になることを質問することです。質問箱は、主にTwitterのユーザーの間で人気が高まっています。
質問箱の良さは、匿名で質問を送ることができるので、すべての質問に平等に答えることができることです。
質問者により返信に優先順位をつけられたり、見落とされたりする心配はありません。そこがTwitterの返信(リプライ)とは違います。きちんと返信できることになっています。
また、匿名で質問できるので、少し聞きにくいプライベートなことや漠然としたことでも、気軽にやりとりすることができます。
それでは、Sarahahと質問箱とは、どのように違うのでしょうか?
大きな違いは、Sarahahが「メッセージを送るために使う」のに対して、質問箱は「質問を送るために使う」ことです。もともとの目的が違います。
質問箱は、質問に答えることを前提に作られているので、あらかじめTwitterで回答する手段が用意されています。気軽に返信できることになっています。
一方、Sarahahの目的は「匿名でメッセージを送る」ことです。送ることだけを考え、返信するための手段が用意されていません。そのため、Sarahahでもらったメッセージをインスタグラムのストーリーに載せて返信する人がたくさんいるのです。
ここまで、Sarahahとは何か、匿名アプリとして質問箱とは何が違うのかをみてきました。では、他のSNSとの違いはなんでしょうか? ここで、Sarahahでできることをまとめてみましょう。
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