新型コロナウイルスの支援のためYouTubeが無料で視聴できるオンライン映画祭「We Are One」を開催することを発表しました。YouTubeにて無料配信される「We Are One 」と名付けたオンライン映画祭の開催内容についてご紹介します。
現在、世界中で、新型コロナウイルスの感染拡大が広がっており、外出自粛の要請にともなって、自宅で過ごす時間が多くなっている方も多いのではないでしょうか?
YouTubeでは、新型コロナウイルス支援のため、無料で視聴できるオンライン映画祭「We Are One」を開催することを発表しました。
YouTubeが、無料配信を行うオンライン映画祭「We Are One」は、5月29日から6月7日までの10日間の日程にて実施される予定です。
YouTubeが、オンライン映画祭「We Are One」を無料配信する背景については、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界各地でロックダウンが続いていることを支援することが大きな目的となっています。
YouTubeでは、自宅にいても、無料で視聴できるグローバルな映画祭「We Are One」を開催し、作品を配信することで、世界的に有名な20以上の映画祭の作品を楽しめるようになると案内しています。
オンライン映画祭「We Are One」では、トライベッカ映画祭をはじめとして、20以上の映画祭が参加し、キュレーションされた作品がYouTube上でコンテンツの配信が実施されることとなっています。
なお、配信されるコンテンツについては、長編映画や短編映画、ドキュメンタリー、コメディー、音楽、対話などの多種多様なプログラムが配信されます。
また「We Are One」に参加が決定している主な映画祭については、次の通りとなっています。
YouTubeの最高業務責任者Robert Kyncl氏は、「世界中の人が、自宅で過ごしている時ならではの刺激的な側面として、皆で寄り集まり、一体となってイベントを体験できる」とオンライン映画祭に参加するメリットについて説明しています。
「We Are One: A Global Film Festival」を視聴することで、新型コロナウイルスの感染拡大により、沈んでいる気持ちを元気にしたいと、YouTubeの最高業務責任者Robert Kyncl氏は公表しています。
なお、配信される作品のコンテンツについては、新旧両方のタイトルが含まれるとのことですが、各映画祭でプレミア上映の予定だった作品が含まれるかは、現段階では発表されていません。
また上映作品や上映スケジュールについては、数週間以内に発表予定となっています。
YouTubeにて実施されるオンライン映画祭「We Are One」では、多くの作品が無料で上映されますが、作品放映の際に、視聴者に、新型コロナウイルス対策への寄付を呼び掛けるとのことです。
映画祭の寄付による収益については、世界保健機関(WHO)の「COVID-19 Solidarity Response Fund」(新型コロナウイルス感染症対応連帯基金)に寄付される予定とのことです。