LINEビジネスコネクトとは?を解決します。LINEは今や日本人の過半数が毎日利用するサービスです。LINEが提供するLINEビジネスコネクトを導入することで企業の活動をより多くの人々に発信することができます。導入の方法から得られる効果まで幅広く網羅します。
LINE ビジネスコネクトとは、LINEのシステムとLINEビジネスコネクトを利用する企業や団体のシステムの間のメッセージ送受信をより便利なものにするための仕組みのことです。
メッセージの送受信にはAPIという仕組みを利用します。
このAPIという仕組みを使ってメッセージをやり取りすることで、企業と顧客の1to1や双方向のコミュニケーションを実現することができます。
APIとはなんでしょうか?
Application Programming Interfaceの略です。
簡単にいうと、ソフトウェアの機能を共有する方法のことです。
LINEビジネスコネクトでは、企業・団体のデータベースとLINEのデータベースをAPIを使ってリンクさせることで、LINEを使ったより便利なサービス・仕組みを生み出すことができます。
LINEビジネスコネクトにはLINE@など似たようなサービスが多くあります。LINE@とLINEビジネスコネクトの違いもこれを見ればばっちりです!
LINEビジネスコネクトの使い方には2種類があります。
正確にはLINEビジネスコネクトに2つの意味合いがあるということです。
1つは"アカウント"としての意味合い。
もう一つは、"機能"としての意味合い。
です。
アカウントとしては、ビジネスコネクトと似たような使い方が4種類あります。
・LINE公式アカウント
・LINEビジネスコネクト
・LINE@(LINE@には無料と有料版がある)
・LINEカスタマーコネクト
の4つの使い方です。
"アカウント"におけるビジネスコネクトはLINE公式アカウントが100%だとすると60%くらいの性能でしょうか?
その分、LINE公式アカウントよりも気軽にサービスを導入することができる使い方になります。
詳しい使い方などは後の項で触れます。
もう一つの機能についてです。
LINEビジネスコネクトはAPIを使って企業とLINEのシステムを便利につなぐことができる仕組みだと話しました。
それはこの"機能"としてのLINEビジネスコネクトの意味合いが強いです。
"機能"としてのLINEビジネスコネクトを使うことで、企業とLINEのデータベースがリンクします。
リンクすることで企業は顧客とのコミュニケーションで得たLINEメッセージを活用して、新たなソリューションサービス・方法を生み出すといった使い方ができます。
"アカウント"としてのLINEビジネスコネクトの使い方を説明していきます。
"アカウント"としてのLINEビジネスコネクトとは
・"機能"としてのLINEビジネスコネクトを利用できるアカウント
・スポンサードスタンプが使えない
・Official Web Appの拡張機能が使える
LINEのアカウントになります。
スポンサードスタンプとは、皆さんLINEを使っているとよく使うスタンプの公式バージョンです。
この公式のスタンプを皆さんはどんな方法でダウンロードしてきますか?
きっと企業のLINEページを開く方法を選ぶことになると思います。
この企業のLINEページと結び付けてLINEスタンプを作成することができる方法がスポンサードスタンプです。
スポンサードスタンプともう一つダイレクトスタンプという方法があるのですが、こちらのダイレクトスタンプとは企業のページに企業スタンプを直接結び付けることができない方法です。
スタンプによって企業のイメージは大きく変化します。
例えば、全く知らなかった企業とか、あるいはお堅い企業だと思っていたところが、かわいいオリジナルキャラクターのスタンプを作ったとしましょう。
企業スタンプの使い方にはとても深い意味があります。
そうするとみなさんの企業へのイメージはかわいいスタンプの影響を受けてやわらかいものになってくるのです。
さらにそのスタンプは友達に送られることで拡散されます。以上スタンプの仕組みになります。
どれほどスタンプの影響が大きいか納得してもらえたでしょうか?
そのスポンサードスタンプをLINEビジネスコネクトなら利用することができます。
Official Web Appの仕組みについては後の項で説明します。
"機能"としてのLINEビジネスコネクトを説明します。
何度も言いますが、"機能"としてのLINEビジネスコネクトはメッセンジャーAPIを使った機能です。
メッセンジャーAPIを使用することで企業のデータベースとLINEのデータベースを結び付けることができます。
このメッセンジャーAPIは一斉配信でなくユーザー・友達と1対1でのメッセージのやり取りを可能にしてくれる仕組みです。
企業にとってユーザーひとりとコミュニケーションをとれるようになることは、自社のサービス向上、より親切丁寧なケアにつながり顧客満足度のアップに寄与します。
またこんな使い方も可能です。
・botによって自動で会話をする
・複数のユーザーに一斉に投稿できる
・メッセージに名前を挿し込むことができる。
どうですか?!
特に私が押したいのはbotによる自動会話の仕組みです。
使い方の例としては、
例えば学習塾のLINEビジネスコネクトアカウントを開設して、
よくある質問に「塾の所在地はどこ?」というものがあるとしましょう。
その質問に対して管理者側であらかじめ、〇〇県の〇〇市~~と回答を設定しておくことができます。
あとはbotが自動で投稿してくれる仕組みなので、管理者は他のことに気を廻すことができるようになるのです。
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