【すごい】「SpatialChat」でオンライン飲み会に距離を導入!

「オンライン飲み会」では「Zoom」など様々なツールを利用できますが、今回紹介するのは新しいチャットツール「SpatialChat」です。「SpatialChat」のすごい点や「オンライン飲み会」でできること、また注意点についても解説していきます。

目次

  1. 1新たなチャットツール「SpatialChat」で「オンライン飲み会」
  2. 2「SpatialChat」とは
  3. 「SpatialChat」でできること
  4. 3「SpatialChat」の利用方法
  5. 複数の画像やYouTubeを表示して語り合うことも可能
  6. 4「SpatialChat」を利用した「オンライン飲み会」の注意点とは
  7. ブラウザ依存
  8. テキストチャット機能がない
  9. セキュリティ面には注意
  10. 合わせて読みたい!アプリに関する記事一覧

新たなチャットツール「SpatialChat」で「オンライン飲み会」

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛措置の中流行しているのが「オンライン飲み会」です。自宅から出ることなく友達や同僚と気軽に飲み会を楽しめることから多くの人が導入しています。

今回紹介するのは新しいチャットツール「SpatialChat」です。「SpatialChat」とはFunCorp Lab社が提供しているサービスで、まだ公開されて間が無いツールです。

オンライン飲み会には、「Zoom」「LINE」「Skype」など様々なツールを利用できますが、その中でも「SpatialChat」はすごいと評判です。今回は「SpatialChat」のできることやすごい点、また注意点についても解説していきます。

SpatialChat
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「SpatialChat」とは

チャットツール「SpatialChat」とは、利用料金が無料で最大50人の同時利用が可能なサービスです。「オンライン飲み会」を行う際、主催者は「SpatialChat」のユーザー登録が必要となりますが、それ以外は名前を入力するだけで参加可能です。

また導入するにあたって「SpatialChat」はブラウザベースのサービスなのでアプリのインストールも必要がない点も特徴のひとつと言えます。

「オンライン飲み会」とは参加者が多ければ多いほど全員との会話が難しくなるのが特徴です。誰かが司会のような役割を担い会話を回していかなければせっかくの飲み会が上手く機能しないということもあります。

ビデオ会議ツール「Zoom」では、参加者を複数のグループに分割する機能「ブレイクアウトルーム」も搭載されていますが、これでは他の部屋の話はわからないため部屋ごとの「オンライン飲み会」となってしまいます。

「SpatialChat」のすごい点は人数が多くてもアイコンを移動するだけで複数のグループを作成したりグループ間の移動もできたりするので、その点においても問題点をクリアしているすごいツールと言えます。

「SpatialChat」でできること

ではまず「SpatialChat」でできることを紹介します。
 

「SpatialChat」でできること
1分で新しいトークスペースが作れる
URLを共有するだけで、最大50人が同じスペースに入って会話できる
今のところ無料で利用できる
ユーザーは画面の中を自由に動きまわれる(ズームイン/アウトも)
画面上で人に近づくと、その人の声が大きくなる
複数のグループで、同じ画面上で別の会話ができる
画面共有、画像や動画の共有が簡単にできる

「SpatialChat」のすごい点は「距離」を導入している点で、このため他のビデオ会議ツールとは明らかにできることが違うツールと言えます。
 
「SpatialChat」ではログインしたユーザーが丸いアイコンで表示されていて、マウスやタッチ操作で自由に画面内を移動することができます。

ユーザー同士の距離が近ければ声が聞こえ会話できますが、距離が遠くなるほど声が小さくなり完全に離れてしまえばそこ声は一切聞こえなくなると言う実際の飲み会と同じような物理的な距離感を再現しています。

「SpatialChat」のできることですごい点は、グループ同士の距離が近ければ他のグループの会話が後ろで何となく聞こえていて、自分たちのグループは別の会話で盛り上がっているという現実の飲み会に近い体験を実現できるということです。

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「SpatialChat」の利用方法

「SpatialChat」の利用方法とはとても簡単です。主催者はまず「SpatialChat」サイトからユーザー登録を行い、専用のURLを作成します。「オンライン飲み会」の参加者はブラウザから専用URLにアクセスして名前を設定して参加するだけです。

主催者に関しては管理権限などは持たず、参加者として参加する仕組みになっています。ログインすると自分のアイコンが画面に表示され、マウスやタッチ操作で自由に画面上の場所を移動することができます。

画面上部のメニューでカメラとマイクをオン・オフでき、参加ユーザーの一覧表示、YouTubeの表示や画像のアップロード、画面共有もできます。コミュニケーション手段は音声のみで、テキストチャットは搭載されていません。

複数の画像やYouTubeを表示して語り合うことも可能

「YouTube」に関する機能においても、ユーザーの距離と同じように距離によって音の大きさが変わります

ユーザーは1人で複数のYouTubeを表示することもでき、ユーザー同士がそれぞれ好きなYouTubeの動画を表示して好きな映画や音楽について語り合うこともできます。

画面に表示されているYouTube関しても、自分が興味のある動画なら近付くと大音量で聞こえ、少し離れているとBGM程度に聞こえ、また完全に離れてしまえば一切音が聞こえないという点も他のサービスではなかなか無い魅力です。

また「SpatialChat」とは​​​​​画像も複数枚アップロードできるので、旅行の写真や食べ物の写真などを一緒に閲覧しながら会話を楽しむこともできます。

ただアップロードした画像はユーザーに紐付いているため、画像をアップロードしたユーザーが退室するとその画像も一緒に消える仕組みとなっている点も注意しましょう。

「SpatialChat」の機能とは特別に豊富ではありませんが、「距離」の導入が「SpatialChat」の大きな特徴です。少人数での「オンライン飲み会」の場合は問題にならない距離感が、大人数の場合はこのリアルな距離感がとても助かる機能と言えます。

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