フリマアプリ「メルカリ」は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し5月20日から体温計の禁止種類を拡大の上体温計全般を出品禁止とすることを発表しました。5月20日から出品禁止とする「体温計」の種類を拡大する「メルカリ」の対応についてご紹介します。
メルカリは、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、5月20日より、体温計全般を5月20日から出品禁止とする事を発表しました。
メルカリでは、これまでも、体温計の一部の種類(赤外線体温計・耳式体温計・非接触体温計)については、出品禁止となる措置を行っていましたが、今回の発表により、体温計の対象となる種類を拡大し、体温計全般とする対応となっています。
現在、中国武漢市で発生した「新型コロナウイルス」の感染拡大の影響が、世界中で問題視されていますが、メルカリでは、利用するユーザーとともに、安心・安全なマーケットプレイスを運営を行うよう取り組みを行っています。
「新型コロナウイルス」の発生以降、マスクや、消毒用アルコールスプレーなどの高値での出品が相次いだこともあり、メルカリでは、利用ルールの見直しやマナーの呼びかけを行ってきました。
5月14日、これまで、全国を対象に発令されていた「緊急事態宣言」ですが、国内の39県にて「緊急事態宣言」が解除されました。
これにより、出社にあたり体温測定を求める企業が増えるなど、今後、体温計の需要が高まることが想定されています。
メルカリでは、需要の高まりとともに、法外な金額での出品が増えることを考慮し、当面の間、体温計全般を禁止出品物とする対応をとる事となりました。
今回、発表された出品制限は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急の措置となっており、事態が収束し制限を解除する際には、改めて告知するとしています。
出品禁止となっている体温計の種類についてですが、「新型コロナウイルス」の感染拡大にて、すでに、赤外線体温計・耳式体温計・非接触体温計」は以前から禁止出品商品となっています。
今回、メルカリでは、2020年5月20日(水)より、当面の間、体温計の種類を拡大し、「体温計」全般を禁止出品物とすることが発表されました。
現在、「新型コロナウイルス」の感染拡大という緊急的な状況を考慮し、2020年5月2日(土 )より当面の間、「医療機関で必要とされる商品」として以下の商品を禁止出品物としています。
メルカリでは、禁止の背景として、 医療機関で必要とされる商品を、通常の経済的価値と大幅にかけ離れた価格で出品することは、医療機関・医療関係者に影響を及ぼすおそれがあるためと説明しています。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、出品を禁止している商品についての注意点について、「衛生マスク」や「衛生マスクとその他の商品を抱き合わせた出品」は引き続き禁止となっています。
「衛生マスク」については、個人が自作したものを含み、すべて禁止商品の対象となっています。また、インナーマスクについては、経産省発表の「転売禁止の対象となるマスク」に該当していないため、現時点で禁止対象ではありません。
このほかにも、医療物資以外の日用品についても、供給が不足している商品や生活必需品を、高額にて出品する行為は、「メルカリ事務局で不適切と判断される行為」に該当すると判断し、商品の削除や利用停止などの措置が取られる場合があります。