ミクステンドが日本国内の教育機関向けに日程調整自動化ツールの「TimeRex」を無料提供することを発表しました。期間限定にて日本国内の教育機関向けに無料提供を行う日程調整自動化ツールの「TimeRex」の概要や特徴についてご紹介します。
東京都中央区に本社を置くミクステンド株式会社が、日本国内の教育機関向けに日程調整自動化ツールの「TimeRex」を無料提供することを発表しました。
ミクステンドがサービス無料にてサービス提供を実施する対象の学校については、日本国内の各、小・中・高等学校・大学・特別支援学校・専門学校等が対象となっています。
なお、無料提供が実施される概要については、日程調整課題を解決する日程調整自動化ツールとして多くのユーザーが利用している「TimeRex(タイムレックス)」のプレミアムプランとなっており、9月末までの期間限定にて無償提供するとしています。
日程調整自動化サービス「TimeRex」とは、「Googleカレンダー」や「Office365予定表」に登録されている情報とリアルタイムに連携を行います。
「TimeRex」は、連携により、 日程候補のリストアップから予定の登録まで、手間のかかる日程調整のタスクを自動化してくれるサービスとなっています。
「TimeRex」は、2020年1月に、サービス提供を開始し、3,000以上のチームが、打ち合わせや会議など、日程調整に活用している評判のサイトとなっています。
それでは、教育機関向けに「TimeRex」のプレミアムプランを無料提供する背景について確認しておきましょう。
国内では、「新型コロナウイルス」の感染拡大の影響を受け、2月下旬から公立学校では、全国一斉休校の要請が出されています。
また、4月初めには、「緊急事態宣言」が発令され、これに伴う外出自粛の動きを受け、子供たちの家庭学習の支援や、生徒・家庭への連絡等、初めての慣れない環境の中で、対応が難しいと感じている教職員の方が増加しています。
なお、 文部科学省の調査では、 オンラインシステムを利用して連絡を実施している割合はわずか5%となっており、TimeRexの無料提供により、 効率的な日程調整をサポートし、 生徒の学習支援やメンタルケアに役立てばとしています。
「TimeRex」にて、教育機関向けに無料提供される概要については、日本国内における小学校から大学などの各種学校が対象となっており、通常であれば、1ユーザーにつき、1カ月1,500円の月額利用料金が必要となるプランが無料となります。
なお、「TimeRex」にて教育機関向けに無料提供を実施する期間については、今年9月30日までの最大4カ月となっており、申し込みについては、6月30日までの受付を行っています。
現在も、学校では、分散登校や、一部、オンラインでの授業再開となっていますが、教育機関では、「TimeRex」の有料サービスの即時導入は難しいこともあり、日程調整についても、課題の緊急性が高いのではとみられています。
「TimeRex」では、無料提供を行うことにより、効率的な日程調整をサポートし、教育のオンライン化をサポートを行う方針を公表しています。