Googleはメディアストリーミングデバイス「Chromecast Ultra」の後継とされる新Android TVドングルの開発を進めていると噂されています。そして今回Googleが開発中という楕円形のAndroid TV ドングルの画像が流出しました。
Googleはメディアストリーミングデバイス「Chromecast Ultra」の後継モデルとされるAndroid TVベースの新型ドングルの開発を進めていると噂されていますが、今回そのAndroid TV ドングルの画像が流出しました。
画像を公開したのは開発者コミュニティ「XDA Developer」で、このデバイスは「Sabrina」という開発コードネームが付いているようです。
「新Android TVドングル」の発売時期についてはまだ情報がありませんが、当初はPixel 4aと一緒に、キャンセルされた「Google I/O」で発表予定だったとされています。もしかするとPixel 4aと同時に6月から7月に発表となるかもしれません。
「XDA Developer」によると、「Chromecast Ultra」の後継モデルとされる「Sabrina」には、これまでのChromecastとは違い専用のリモコンが付属すると言います。
リモコンはAndroid TVのリモコンと同様にマイクを搭載していて、Googleアシスタント用のボタンも搭載されているのは確認できますが、「Netflix」や「Amazon Prime」のボタンがあるかどうかは不明です。
専用リモコン付属という情報に関しては2020年3月にすでに報じられていますが、その時点では新ドングルの外観まではまだ明らかになっていませんでした。
「新Android TVドングル」の外観は、丸い形の「Chromecast Ultra」を少し縦に引き延ばしたような楕円形のデザインとなっていて、カラーはブラック、ホワイト、新色のライトピンクの3色が用意されるという情報もあります。
「XDA Developer」は新Android TVドングル「Sabrina」の画像に関して、公開前のファームウェアのプレリリース版の中にあるGoogleのデザイナーが宣材用で作成したマーケティング動画から見つかったと言います。
「XDA Developer」によるとその動画の作成日は2019年10月10日とされていると言い、もしかすると最終的に販売される新Android TVドングルのデザインは若干変更される可能性はありますが、ほとんど変わらないはずだと言います。
また米メディア「Protocol」によると、この新Android TVドングルは「Nestブランド」でリリースされると言われています。さらに「XDA Developer」の情報からは、価格は80ドル以下になるとも伝えられていて、数ヶ月いないに発売予定とされています。
これまでGoogleが発売してきた「Chromecast」はスマホやパソコンと安定した連携が可能ではありますが、単独で利用できない仕様となっていて、別途キャストするためのデバイスが必要となっていました。
今回の「Chromecast Ultra」の後継モデル「Sabrina」は、Android TVを搭載していて単独での利用が可能になる可能性があり、さらに価格も80ドル以下ということでかなり期待できるでしょう。