Google検索において、Google検索の検索結果のリンク先サイトを表示した時に、検索した文字やその文字が含まれる文章の部分を強調表示を行う機能が提供開始されました。Google検索結果のリンク先で検索文字の強調表示機能は分かり辛さを解消してくれるでしょう。
Google検索において、Google検索の検索結果のリンク先サイトを表示した時に、検索した文字やその文字が含まれる文章の部分まで自動的にスクロールしてくれ、さらにハイライト表示を行う機能が提供開始されました。
わたしたちがGoogle検索で何か調べ物をする際、Google検索に文字を入力して検索すると、その文字が太字で表示されて検索結果のリンク先のどこに含まれているか分かるようになっています。
この時、そのリンク先を選択して表示してもどこに検索文字が含まれているか場所がわからないことはありませんか?スクロールしてもその場所がすぐには見つからずに、結果的に「ページ内検索(Ctrl + F)」を行うこともあるかと思います。
この分かり辛さを解消してくれるかもしれない機能がGoogleから提供されています。この機能が利用できれば、検索して知りたかった部分がすぐにリンク先で見つけるので手間が省けてとても効率よく検索可能となります。
このGoogleの便利な機能は、Google検索結果でリンク先のサイトを表示した際に、検索した文字やそれが含まれる文章の部分まで自動でスクロールし、かつハイライト表示を行い強調してくれるという機能です。
ただこの機能が利用できるのは、検索結果上部分に表示される「強調スニペット」を経由した場合のみとされています。
Googleではユーザーの質問に対する回答がページに含まれていることをプログラムで判断して、その検索結果を強調スニペットとして表示しています。
「強調スニペット」とはGoogleが判断して表示する仕組みで、1つの検索に対して自動的に1つしか表示されず、それは意図的な強調スニペットの表示はできないとしています。
通常の検索結果では始めにタイトルが表示されて、その下にスニペット(説明)が表示される仕組みとなっていますが、強調スニペットでは最初に説明が表示されてタイトルは最下部になるのが特徴です。
Googleでは、この強調(ハイライト)表示の仕組みそのものは、2018年12月からAMPページで行われていたとされています。そして強調表示が利用できるかどうかは、ユーザーが使っているブラウザ次第であるとしています。
ユーザーによると「Google Chrome」や「ChromiumベースのEdge」では利用可能と言いますが、モバイル版のChromeでは利用できないとしています。
このハイライト表示は、長い文章の中にある探している情報を見つけやすくなるためとても便利な機能と言えます。Googleによると、この自動スクロールとハイライト表示の仕組みは「scroll-to-text-fragment」が利用されていると言います。
利用方法としてはURLの末尾に「#:~:text=文字列」というパラメーターを付けると、その文字列の部分まで自動的にスクロールされハイライト表示されるようです。
長い文章の中に自分の欲しい検索結果をひと目で見つけることができるのでぜひ覚えておいて利用すると良いでしょう。