Adobeのデザイナー向け色彩ツール「Adobe Color」が「色覚異常」に配慮した機能を新しく追加しました。Adobe Colorの「色覚異常」に配慮した機能は、事前に見えにくい色を確認できると言います。事前に見えにくい色の確認方法など見ていきます。
Adobeの人気のデザイナー専用の色彩ツールである、Adobe Colorに「色覚異常」に配慮した機能が新しく追加されたとの発表がありました。色の見え方が普通の人々と異なって見えてしまう病気である「色覚異常」の人は、大助かりな機能となっています。
今回のAdobe Colorの「色覚異常」に配慮した機能は、2020年の6月8日に追加されているので、公式サイトにアクセスすることで、試すことができます。無料で利用することができますので、色を見分けることができるのか確かめておくことをおすすめします。
Adobe Colorに「色覚異常」に配慮した機能は、事前に見えにくい色を確認できるメリットがあります。特に色覚異常を患っているユーザーは、特定の色相と色合いの組み合わせの場合、色の区別を判断することは非常に難しいと言われています。
今までは、さまざまなツールを利用して、色の区別の判断ができるように問題のない色を除くことを行う必要がありましたが、Adobe Colorに「色覚異常」に配慮した機能により、事前に見えにくい色を簡単に確認できるようになりました。
今回のAdobe Colorに「色覚異常」に配慮した機能の内容としては「カラーホイールで色覚異常に関するチェックが可能」となっています。
見えづらい色の組み合わせのチェックする機能をAdobe Color内のカラーホイールに追加しています。カラーホイールで色覚異常に対する問題を素早く見極めることが可能です。
そして、Adobe Colorに「色覚異常」に配慮した機能は、3つのタイプで色の見え方を確認することができます。基本的な三つのタイプとなっている「第一色盲」「第二色盲」「第三色盲」に向け、どのような見え方をしているか確認できます。
見えづらい色の組み合わせは、Conflictによってフラグ化して、見分けが付かない可能性が高いスウォッチ(見本)が強調表示する仕組みになっています。
注目すべき、Adobe Colorに「色覚異常」に配慮した機能は「色の競合のないテーマをすぐに実行ができる」ことがあげられます。
一度ユーザー補助ツールで、競合がない状態でテーマを保存することで、次回からライブラリを参照を行う際に、色の競合のないテーマをワンクリックで素早く表示することができるので、非常に便利になること間違いなしです。
そもそも「Adobe Color」は、色の組み合わせ・パターンを作る際に、役立つ便利なサイトとなっています。画像や自分のイラストを投稿すると、5つの色を抽出することができます。
配色の元となる色を知ることができますので、Photoshopやillustratorを利用している人は、使い勝手が良いサイトです。