AdobeがiPad版「Photoshop」を公開！PSDファイルが編集可能に！

11月4日、Adobeは、iPad向けに写真加工アプリiPad版「Photoshop」を公開しました。また、Adobeでは「Illustrator」のiPad版を2020年に公開予定であることを発表しています。

Adobeが公開したiPad版写真加工アプリ「Photoshop」ではPSDファイルが編集可能になります。

Adobeが公開したiPad版写真加工アプリ「Photoshop」リリースの経緯についてご紹介していきましょう。

AdobeのiPad版「Photoshop」は、2018年にリリースを発表してから約1年後の公開となりました。公開されているAdobeのiPad版「Photoshop」では、Apple Pencilを使ってPSDファイルの編集操作が可能となります。
 
なお、現時点のAdobeのiPad版「Photoshop」バージョンでは、パソコンと同等のフル機能を利用することはできませんが、今後のアップデートで、機能が追加される予定とされています。

iPad版写真加工アプリ「Photoshop」の機能を利用可能なデバイスについては、iPad向けPhotoshop、PadOSがインストールされた以下のiPadに対応可能となっています。

Apple Pencilは、第1世代、第2世代とも利用することができます。iPad版写真加工アプリ「Photoshop」を利用可能となるデバイスについては以下の機種となります。
 

• iPad Pro（Wi-Fi、Wi-Fiとセルラー）
• iPad Pro（12.9インチ）および第2世代
• iPad Pro（10.5インチ）
• iPad Pro（9.7インチ）
• iPad第5世代
• iPad Mini 4
• iPad Air 2

AdobeのiPad版「Photoshop」の機能の内容についてみていきましょう。今回リリースされた最初のAdobeのiPad版「Photoshop」バージョンでは、Apple Pencilやタッチでの作業に最適化した合成ツールとレタッチツールを追加しています。

今後の追加リリース予定として、ブラシ、マスキング、境界線の調整、被写体の選択など、Photoshopの高度な機能ツールが用意されるとのことです。

AdobeのiPad版「Photoshop」では、Creative Cloudのブラシやフォントの編集についても簡単に利用できるようになります。

AdobeのiPad版「Photoshop」では、30日間の無料体験が可能となっており、初月は月額無料にて利用することが可能です。

AdobeのiPad版「Photoshop」では、月額無料の無料体験終了後、正式利用には月額1,080円の料金が発生することとなっています。

「Illustrator」のiPad版についてAdobeは、Creative Cloud経由で、Illustratorで制作されたファイルをパソコンとiPadでシームレスに連携して追加編集が可能になると説明しています。
 
「Illustrator」のiPad版の公開が2020年になることについて、Adobe社は、iPadのタッチ操作とApple Pencilを活用できるよう、アプリを基礎から構築しているためであることを説明しています。