アプリケーション及びゲームのデベロッパ8組が「Apple Design Award 2020」を受賞しました。2020年の「Apple Design Award」受賞アプリケーションは、通常アプリケーション部門が4つとゲーム部門が4つの合計8つとなっています。
米現地時間6月29日、Appleは「Apple Design Award 2020」を発表し、アプリケーション及びゲームのデベロッパ8組が受賞しました。
「Apple Design Award」とは、この1年で最も優れたデザインや技術のアプリケーションを開発したデベロッパを選び、開発者会議WWDCにて表彰するものです。
2020年の「Apple Design Award」受賞アプリケーションとは、通常アプリケーション部門が4つとゲーム部門が4つの合計8つとなっています。
まず「Apple Design Award」アプリケーション部門の受賞作品を紹介します。まず、Bergen Co.作品の 「Darkroom」とは写真&ビデオ編集アプリケーションで、直感的な操作で使いやすいインターフェイスが特徴です。
次にiorama.studioが開発した「Looom」とは音楽制作ツールからヒントを得て作られた手書きアニメーションの編集アプリです。ストップモーションの手描きアニメーションを直感的に作成できるでしょう。
「Shapr 3D ZRT」によって開発された「Shapr 3D」とは、iPad 専用のパワフルなCADアプリケーションです。これを利用すれば製図をする際にデスクを使う必要ないので、いつでもどこでも好きな時に作業することができる点が大きな特徴です。
StaffPad Ltd.によって開発された「StaffPad」とは、手書きの譜面をデジタルの楽譜に変換してくれるアプリーケーションです。デジタルで音楽を書いたり作曲したりできるように作曲者のために作成されたと言います。
「StaffPad」を利用すれば、Apple Pencilやドラッグ&ドロップ、Core MLなどを使って、手書きの譜面を美しく作成することができるでしょう。
次に「Apple Design Award」ゲーム部門の受賞作品を紹介していきましょう。次に「Sayonara Wild Hearts (さよならワイルドハーツ) 」とは、鮮やかな色合いが特徴のポップアルバムゲームです。
「Song of Bloom」とはストーリー性のあるアートパズルゲームで、次々と変わるアートスタイルの中で語られるストーリーを理解しながら進めていくゲームです。
さらに「Where Cards Fall」とは、プレイヤーはカードで家を作って思春期の思い出を思い起こし、人生のストーリーを楽しみ子供の頃の記憶をめぐるという特徴のカードゲームです。
最後に「 Sky 星を紡ぐ子どもたち 」では、プレイヤーは魔法王国の広大な景色を横切るように飛翔しながら、天人たちが楽園に戻る道を探すのを手伝うことになります。
マルチプレイヤーの要素を巧みに組み込みつつ、グラフィックも冒険的な手法で見せようと試みています。受賞アプリ中には無料で利用可能なものもあります。気になったアプリケーションやゲームがあればぜひインストールしてプレイしてみるとよいでしょう。