【新機能】Googleスプレッドシートにオートコンプリートなど追加!

Googleが「Googleスプレッドシート」にオートコンプリートなど3つの新機能を追加したことを発表しました。「Sheets Smart Fill」のオートコンプリートなど新機能が追加となった「Googleスプレッドシート」についてご紹介します。

目次

  1. 1Googleが「Googleスプレッドシート」にオートコンプリートなど3つの新機能を追加
  2. 2新機能①「Sheets Smart Fill」について
  3. 「Sheets Smart Fill」機能を利用するメリット
  4. Microsoftが提供している機能との比較
  5. 3新機能②ファイル内の問題を指摘する「Smart Cleanup」
  6. 4ビッグデータ解析サービス「BigQuery」を利用できる「Connected Sheets」
  7. 合わせて読みたい!Googleスプレッドシートに関する記事一覧

Googleが「Googleスプレッドシート」にオートコンプリートなど3つの新機能を追加

現地時間の6月30日、Googleが「Googleスプレッドシート」にオートコンプリートなど3つの新機能を追加し、表の作成とデータ分析がより便利になったことを発表しました。

Googleが「Googleスプレッドシート」に追加した新機能として、「Googleスプレッドシート」の入力データから入力パターンを検出し対応する数式を提案の上オートコンプリートする「Sheets Smart Fill」が、便利な機能として注目されています。

「Googleスプレッドシート」に追加された新機能では、オートコンプリートする「Sheets Smart Fill」機能の他にもデータに問題がある指摘する「Smart Cleanup」機能や「BigQuery」を利用できる「Connected Sheets」なども追加されます。

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新機能①「Sheets Smart Fill」について

「Googleスプレッドシート」に追加した新機能として「Googleスプレッドシート」の入力データから入力パターンを検出し、その入力データに対応する数式を提案しオートコンプリートする「Sheets Smart Fill」機能があります。

Googleでは「Sheets Smart Fill」に似た機能として、Gmailで返信のテキスト候補を表示する「Smart Compose」機能や、「Google検索」にて検索するキーワードをオートコンプリートする機能があります。

「Sheets Smart Fill」機能はAIがデータ入力のコンテキストを解析することで入力パターンを自動検出し、対応する数式を自動的に作成し残りの列をオートコンプリートするという内容になっており、年内にG Suiteユーザーにリリースされる予定となっています。

「Sheets Smart Fill」機能を利用するメリット

Googleには「Gmail 」のスマート作成機能がありますが、併用して「Googleスプレッドシート」の「Sheets Smart Fill」機能を活用することで、少ないミスでより早く入力を行うことが可能となります。

Googleでは新機能追加に際し、例としてフルネームが入った列に対しファーストネームとラストネームの2列に分けたい場合の事例について紹介を行いました。

Googleの紹介によると「Googleスプレッドシート」にて新しい列にファーストネームを入力すると自動的にパターンを検出し、列内の残りのセルをオートコンプリートできるようになると説明しています。

Microsoftが提供している機能との比較

Microsoftが提供している機能についてみてみると、MicrosoftではExcelソフトにML(機械学習)ベースの機能を幅広く導入しています。

Excelに導入されている機能の例としては、Microsoftのスプレッドシートの内容に応じて新しい列の作成まで自動的に行ってくれる機能がリリースされています。

MicrosoftもGoogleも似たような機能をリリースしており、両社ともユーザーのスプレッドシートの作成を簡素化するよう取り組んでいます。

なお、Microsoftとの比較としてGoogleの新機能では数式を作成し埋め込むため、その後必要に応じてデータの修正が可能となる点は利便性が優れている点といえます。

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新機能②ファイル内の問題を指摘する「Smart Cleanup」

「Googleスプレッドシート」に追加した新機能として「Smart Cleanup」機能が新たに搭載されました。「Smart Cleanup」機能では、シート上の重複データや書式の問題を検索しデータをクリーンアップしてくれる機能となっています。

また「Smart Cleanup」機能についてはインポートしたデータに問題があると「Googleスプレッドシート」が、データの修正について提案を行ってくれる機能となっています。

ユーザーは「Googleスプレッドシート」の提案を確認したうえで適用するかどうかを決定すればよいとのことです。

「Smart Cleanup」機能は年内にG Suiteユーザーにリリースされる予定となっており、活用の例として行の重複や数値のフォーマットの問題を指摘してくれることで気づけなかったミスをなくすことができるとしています。

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ビッグデータ解析サービス「BigQuery」を利用できる「Connected Sheets」

「Googleスプレッドシート」の新機能として「BigQuery」を利用できる「Connected Sheets」機能も追加されています。

「Connected Sheets」はGoogleが有料のサービスとして提供している企業を対象にしたビッグデータ解析サービス「BigQuery」を、スプレッドシート上で使用することができる機能となっています。


「Connected Sheets」機能はシート内のペタバイト単位の大量データを「BigQuery」と「Googleスプレッドシート」を連携し、SQLやプログラミング言語の知識がなくても分析が可能となります。

「Connected Sheets」機能は、すでに「G Suite Enterprise」・「G Suite Enterprise for Education」・「G Suite Enterprise Essentials」にて対応可能となっています。

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