オリンパスが「OM-D」のWebカメラ化アプリを公開したことを発表しました。この記事ではオリンパスが無料で公開を開始したミラーレスカメラ「OM-D」をオンライン会議のWebカメラ化アプリとしてサポート対応可能となった内容や注意点についてご紹介します。
7月2日オリンパス株式会社がオリンパスが提供しているミラーレスカメラをオンライン会議のWebカメラ化するアプリ「OM-D Webcam Beta」を、無料にて公開開始したことを発表しました。
オリンパスをミラーレスカメラをオンライン会議のWebカメラ化するアプリ「OM-D Webcam Beta」の対応OSについて「Windows 10」の32bitおよび「Windows 10」の64bitとなっており、対応言語については日本語と英語で利用可能となります。
それでは「OM-D」のWebカメラ化アプリを無料公開した背景について確認していきましょう。現在、国内企業では、「新型コロナウイルス感染拡大」の影響で従業員に在宅勤務やテレワークを取り入れる企業が非常に多くなっています。
このため、対面での会議や打ち合わせを開催することが難しくWeb会議にて対応する企業の需要も高くなっています。
店頭ではビデオ通話に対応するWebカメラの在庫が追い付かない状況となっており、ビデオ通話の映像品質の向上を求める声も多くなっているとのことです。
カメラメーカー各社では、デジカメをWebカメラ化できるソフトウェアやアプリの開発に力を入れているとされています。
次に「OM-D」のWebカメラ化アプリのオンライン会議での活用方法についてご紹介していきましょう。
「OM-D Webcam Beta」は、ソフトをインストールした「Windows 10」の32bitおよび「Windows 10」の64bit版PCにUSBにて対応のデジタルカメラを接続することで利用可能となっています。
ユーザーが普段から利用しているデジタルカメラをオンライン会議でのWEBカメラとして利用が可能となるため、これまで会議の際に困っていた方も便利に利用することができます。
また「OM-D Webcam Beta」では一眼カメラならではの高画質な映像を利用でき、簡単な操作で無量にてWeb会議で利用することが可能となります。
オリンパスが開発したWebカメラ化アプリに利用可能な「OM-D」の対象機種については次の機種が対象となっています。
なお、注意点として対象のカメラ以外の他の機種では今回のアプリは利用出来ないため気を付けましょう。
またオンライン会議で利用する際の注意点としては利用出来るのはカメラに限定されており、カメラの内蔵マイクは利用できないとのことです。
オリンパスが無料公開を開始した「OM-D Webcam Beta」はベータ版でのリリースとなっています。動作保証やユーザーサポートについてはサポート対象外となりますので注意が必要です。
また、利用する際の注意点としてデジタルカメラ本体にメモリカードを搭載することでオートフォーカスが作動する仕様となっていますので、詳細を確認の上対応しましょう。
カメラメーカー各社が開発に力を入れているデジカメをWebカメラ化できるソフトウェアはCanonやPanasonic、富士フィルムなども公開しています。
ただし、現段階ではどのメーカーもWindows版に限定した対応となっています。なお、富士フィルムでは、2020年7月中に「macOS版」もリリースを行う予定となっています。
Olympusについては、「macOS版」のリリースについて公表されていない状況です。