東京メトロが駅のバリアフリーを意識した、段差をWebで確認できる「スムーズメトロ」を開始しました。東京メトロが駅の段差をWebで確認できる「スムーズメトロ」の利用する内容やバリアフリー移動経路について確認をしていきたいと思います。
東京地下鉄株式会社側は、2020年7月8日から東京メトロの駅のバリアフリーの基本計画として、段差をWeb上で確認できる「スムーズメトロ」アプリを開始すると発表しました。
これまで、東京メトロではエレベーターなどの設置が現在進行形で行われていて、ホームと車両床面の段差・隙間の縮小などのバリアフリー設備整備を行っています。
そこで、さらにバリアフリーを高めるため「スムーズメトロ」アプリは、駅構内のバリアフリー移動経路機能や、参考にできる乗降口や車いす対応トイレの段差などの必要な情報をまとめていますので、スムーズにバリアフリー経路を利用することができます。
東京メトロが駅の段差をWebで確認できる「スムーズメトロ」アプリは、大都市型MaaS「my! 東京MaaS」と連携が可能となりました。
東京の駅の段差や隙間以外にも、エレベーターの検索などができますので「移動のしやすさ」をより快適にできるようになっています。
今回の東京メトロが駅の段差をWebで確認可能な「スムーズメトロ」アプリは、車いすなどを利用するの人に向けて、スムーズに移動できるルートのことを「バリアフリー移動経路」と表現しています。
乗りたい駅の「バリアフリー移動経路」の状況を「◎」、「〇」、「△」、「×」で表します。「地上・ホーム間」あるいは「のりかえ」が対象となります。
車いす対応のトイレまでの車いすなどを利用する人に向けバリアフリー移動経路を「◎」、「〇」、「△」、「×」でアプリ上で表しています。
| 使用例 |
| 「◎」↔車いす対応トイレまでエレベーターのみ（スロープを含む）で移動可能。 「〇」↔駅係員の対応で車いす対応トイレまで移動可能。 「△」↔ホームによりルートが違うことをを表します。 「×」↔車いす対応トイレへ移動できないことを表します。 |
エレベーターを使用する場合に、乗換に最適な乗車位置が分かる「乗車位置案内」を、各駅ごとに表示しています。
今回の「スムーズメトロ」の概要についてまとめました。対応OSや注意点を確認して利用をしてみてはいかがでしょうか。
| 「スムーズメトロ」 | |
| 利用料金 | 無料（通信料は利用者の負担となります。） |
| 対応OS | iOS 12,13以上 Android 7,8,9,10以上 |
| その他 | 駅構内で歩きながらのスマートフォンなどのご使用はご遠慮お願いします。 車内の携帯電話のご利用マナーにご協力お願いします。 本サービスは予告なく中止する可能性があります。 本サービスは利用規約に同意した上使用をお願いします。 |
| お問い合わせ先 | 東京メトロお客様センター電話0120-104106 （9:00～20:00／年中無休） |