「OneDrive」には「OneDrive」のWebサイトからローカルファイルへアクセスしファイルを取得する機能が搭載されています。この便利な機能が2020年7月末で提供終了となりパソコンからローカルファイルを取得することができなくなります。
Microsoftの「OneDrive」同期アプリには「OneDrive」のWebサイトからローカルファイルへアクセスできる機能「Fetch files feature」が搭載されています。
この便利な機能が2020年7月末で提供終了となり2020年7月31日以降は、パソコンからファイルを取得することができなくなります。
ただ「OneDrive」にファイルとフォルダを同期し、Webブラウザや携帯電話からはファイルにアクセスしてファイルを取得することは可能です。
「OneDrive」とは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。「OneDrive」とはネット上にある「OneDrive」のオンラインストレージにアクセス可能な環境があればいつでも複数の端末からファイルにアクセスできます。
例えば会社で仕事中に作業したファイルを「OneDrive」で同期し移動中の電車の中でスマホアプリから作業をし、自宅に帰ってから自宅のパソコンからそのファイルにアクセスし作業したり編集したりすることもできます。
「OneDrive」を利用すればパソコンや携帯電話、タブレットなどの端末で同じファイルを共有できるのでとても効率よく便利に作業ができます。
「OneDrive」のWebサイトからローカルファイルへアクセスできる機能は初期状態では無効となっているため、利用するためにはアクセスしたいパソコン全てにおいて手動で有効化する必要があります。
この機能を有効化するためには、パソコン上の「OneDrive」のアイコンを選択し起動しましょう。そして設定ダイアログの「設定」を選択します。
次に「設定]タブにある「OneDriveを使ってこのPC上のファイルにアクセスできるようにする」という項目にチェックを入れてをONにし、「OK」ボタンをクリックしましょう。
ここを有効化した状態で「OneDrive」のWebサイトを開いて、画面左上のメニューアイコン「≡」をクリックして「PC」セクションへ移動すると、有効化したパソコンのローカルファイルへWebブラウザからアクセスできるようになります。
Webブラウザから「Cドライブ」や「ネットワークドライブ」のローカルフォルダにまでアクセスしファイル取得が可能なとても便利な機能です。
Microsoftのサポートページによると2020年7月31日以降、この「Fetch files feature」機能でファイルを取得することはできなくなると言い、その代替策を紹介しています。
代替策として、「OneDrive」のフォルダにローカルファイルを置いておきクラウドと同期する方法を紹介しています。
クラウドに同期されたローカルファイルは、これまで利用していたようにWebブラウザや携帯電話からファイルにアクセスしてファイルを取得することが可能です。
また「OneDrive」でデスクトップやドキュメント、画像フォルダのバックアップをとる機能を利用するという代替策も紹介しています。
「OneDrive」はコンピューターとクラウドの間でファイルを同期できるので、パソコンや携帯電話、「OneDrive」のWebサイトからローカルファイルにアクセスすることができます。