Googleがサービス提供を行っている「Googleマップ」にて位置情報の補正がARで対応可能となったことが発表されました。ARナビ「ライブビュー」の機能を利用し対応可能となった「Googleマップ」の位置情報の補正についてご紹介します。
Googleがサービス提供を行っている「Googleマップ」にて位置情報の補正がARで対応可能になったことが発表されました。
この記事ではARナビ「ライブビュー」の機能を利用し対応可能となった「Googleマップ」の位置情報の補正についてご紹介します。
iPhoneやAndroidのスマホ端末で現在位置を把握したい場合に、スマホ端末のGPSを利用される方も多いのではないでしょうか?
スマホ端末のGPSを利用して現在位置を把握する場合でも高層階のビルなどに囲まれた場所にいる時など他スマホ端末の「GPS」が安定しない場合が往々にして発生します。
従来であれば、スマホ端末の「GPS」が安定しない場合、スマホ端末を8の字に回転させるコンパスの補正を行い確認をする必要がありました。
今回「Googleマップ」にて、位置情報の補正がARで対応可能になったことでスマホ端末を8の字に回転させるコンパスの補正を行う必要が不要となります。
「Googleマップ」に新たに対応可能となった位置情報の補正がARで対応可能となる機能についてご紹介していきましょう。
この位置情報の補正がARで対応可能となる機能は、「Googleマップ」の徒歩ナビゲーションにて利用することができるARナビ「ライブビュー」の機能を活用したものとなっています。
「Googleマップ」の徒歩ナビゲーションにて利用することができるARナビ「ライブビュー」を活用し、ユーザーがいる場所の周囲の建物をカメラで映すことにより、「GPS」が安定しない場合でもユーザーのいる現在位置を特定することができます。
続いて、「Googleマップ」の位置情報の補正がARで対応可能となる機能を利用する手順についてご紹介していきましょう。
高い建物などに囲まれている場所にいる場合などに、現在位置を特定したい場合には、まず、「Googleマップ」上の現在位置を示している青い色で表示された点をタップしましょう。
次に、表示されたメニューから「ライブビューと調整」をタップしカメラを起動します。ARナビの場合と同じように建物などを映すと、ユーザーがいる場所の現在位置が特定されるようになっています。
iOS端末やAndroid端末向けのモバイル版「Googleマップ」ではアップデートが実施され、新機能として「新型コロナウイルス」の対策が追加されています。
「新型コロナウイルス」の対策として追加された「Googleマップ」の新機能では、ユーザーが新型コロナウイルスの影響を受ける可能性がある路線を検索した場合に該当のエリアの公共交通機関に関する警告メッセージが表示されます。
Googleでは「Googleマップ」の位置情報の補正がARで対応可能となる機能の実装について、2019年2月にブログ記事にて紹介していた機能となります。
ですが、ブログで紹介された段階では「Googleマップ」の位置情報の補正がARで対応可能となる機能は利用可能となる環境が天候や状況に制限があり改善が必要とされていました。
「Googleマップ」ではリリースに向け改善に向けて取り組んでおり、今回ようやく実装する段階となったといえます。
なお、現段階で対応可能となっている端末については、ARCore対応機種のAndroidの端末に限定されており、iPhoneなどiOS端末ではまだ利用することができません。