新型コロナ感染拡大の影響から外出制限される中、世界各地の窓からの景色を閲覧することができるウェブサイト「WindowSwap」が注目されています。「WindowSwap」とは、個人が自宅の窓から撮影した動画を投稿し共有しているウェブサイトです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響から思うような外出ができず、自宅に滞在する時間が増えています。自宅の窓から見える景色はいつも変わらないものばかりで気分が滅入っている人も多いのではないでしょうか?
今回紹介するのは世界各地の窓からの景色を閲覧することができるウェブサイト「WindowSwap」です。「WindowSwap」とは、個人が自宅の窓から撮影した動画を投稿し共有しているウェブサイトで世界各国の窓からの景色を楽しめます。
シンガポールに住むVaishnav BalasubramaniamさんとSonali Ranjitさん夫妻が、ユーザーが自宅から世界の窓からの景色を見ることができるウェブサイト「WindowSwap」を作成しました。
Ranjitさんは、メディアサイト「Bored Panda」でサイトを作成した経緯を以下のように説明しています。「私たち夫婦は、自宅の窓からの眺めに飽き飽きしていました。」
「そこでインターネット上に、世界の他の場所にある新しい窓を開くことができる場所を作ってみたのです。このサイトは見知らぬ人同士が窓からの眺めを交換できる場所で、再び景色見て回れるようになるまで、誰もが少しだけ良い気分になれるでしょう。」
「WindowSwap」のウェブサイトには、様々な国の窓からの景色を撮影した動画が投稿されています。わたしたちは投稿した人の自宅の窓から、その眺めを擬似体験することができるわけです。
共有されている動画の左上にはその投稿者の名前、右上には国・都市が表示されています。ビルが並ぶニューヨークの街に雨が降っている景色や木々が溢れるカナダの景色など映っている建物の種類や植物の種類、雰囲気などで国や土地柄が出ています。
インドの景色を見ると、飼い犬がうろうろと廊下を歩いている様子が映し出され日常生活を感じられる眺めを楽しむことができます。
画面下にある「Open a new window somewhere in world」をクリックすると次の動画に切り替わるので、次々とクリックして様々な国や都市の景色を眺めたくなります。
場所を指定して景色を見ることができず、クリックしたものがランダムに表示されるシステムとなっています。何回かクリックしていると同じ動画が表示されることもあるので、投稿数はそれほど多くないのかもしれません。
このサイトは「WindowSwap」というウェブサイトの名称の通り、窓からの眺めスワップ(交換)するためのサイトです。誰でも自宅の窓からの景色を撮影して投稿することができます。
「WindowSwap」に景色を投稿したい場合は、窓やベランダからの景色を横長の画面で10分間撮影を行いましょう。注意点としては、窓からの景色であることがわかるように、少なくとも窓枠の一部を入れて撮影しなければなりません。
動画を10分間程度撮影を行ったら、「qunaliaa@gmail.com」に送信してみましょう。新型コロナウイルスの影響でなかなか外出ができず気分が沈みがちですが、世界の窓からの景色を見ることで癒されてみてはいかがでしょうか?