【Windows10】HDDパーティションの分割方法を紹介!

Windows10をCドライブだけで利用するのではなくパーティションを分割したいと考えたことがある人も多いでしょう。そんな人向けに、Windows10でパーティションを分割する場合のメリットや分割/作成方法についてをこの記事で紹介していきます。

目次

  1. 1【Windows10】HDDパーティションの分割方法
  2. HDDパーティションの分割とは
  3. Windows10でHDDパーティションを分割する手順
  4. 最後に

【Windows10】HDDパーティションの分割方法

Windows10では、基本的にCドライブだけが存在していてパーティションは分割されていません。しかし、Windows10以前に利用していたパソコンにはDドライブがあったから、パーティションを分割して作成したい、と考える人も少なくないかとも思います。

HDDパーティションの分割とは

そもそもHDDのパーティションの分割とはどのようなものなのか、分からないけれどとりあえず別のドライブを作成したいと思う人もいるのではないでしょうか。

HDDパーティションの分割とは、パーティション分割することによってHDDを仮想的に分割することをいいます。

1つの本棚を1つのHDDとした場合、その中に間仕切りを作成するようなイメージがパーティションと呼ばれるものだというと分かりやすいでしょう。

パーティション分割のメリット

Windows10でパーティションを分割する場合のメリットが分かるとCドライブのままにするか、パーティションを分割するかで判断が分かれることもあると思いますので、パーティション分割/作成のメリットも確認しておきましょう。

基本的に、Windows10のドライブはCドライブ1つ(例外はあります)で、Windows10ではCドライブ上にOSのシステムファイルが保管されています。

パーティションが分割されていない場合、システムファイル以外の全てのパソコン内のデータもCドライブ内に保管されることになり、Cドライブを初期化するとそれらのデータも消えてしまいます。

パーティションを分割するとHDD内の分割によってデータがスッキリ整理されるというメリットがあるのですが、その他にもバックアップファイルなどを保持できるというメリットもあるのです。

Cドライブのみしかない場合で何かしらの不具合でWindows10を初期化するような状況になった時というのはないわけではありません。

パーティション分割してドライブを作成しておくと、Cドライブ上のOSファイルのみを初期化し、Dドライブの中はそのまま保管しておくことができます。

そのため、CドライブにOSやアプリケーションのシステムデータを保管しておいて、パーティション分割したドライブにドキュメントデータ(WordやExcel、音楽や画像)を保管する、ということができるようになります。

ファイルデータを生き残らせることができるので、そういった場合に備えることを考えるとパーティションを分割しておくと安心なのです。

また、キャッシュをシステムドライブ(Cドライブ)以外の場所に移すことで動作が安定して快適に利用できますし、ファイルの断片化(データや空き容量がHDD内の複数箇所に保存されている状態のこと)を抑えることも可能になります。

Windows10でHDDパーティションを分割する手順

では、Windows10でHDDパーティションの分割/作成をする方法の説明に移ります。

まずはWindows10のスタートボタン上で右クリックもしくはWindowsマークキーとXキーを同時に押して、表示されたメニューで「ディスクの管理」をクリックしてください。

ディスクの読み込みが完了すると上記のように表示されます。

Cドライブを縮小

パーティション作成のため分割したいドライブ(Cドライブ)を選択して右クリックしてください。

「ボリュームの縮小」をクリックしましょう。

どの程度縮小させるかという確認画面が表示されます。Cドライブ容量は100GB程度は少なくとも保持しておいたほうがいいので、その辺りを計算して縮小する領域(=分割するパーティションのドライブの容量)を指定してください。

縮小する領域を指定したら「縮小」を押してパーティションの分割を実行しましょう。

未割り当ての領域を使える領域にする

分割したパーティションは、「未割り当ての領域」として表示されます。この状態ではまだ利用することができませんので、これを使える領域に設定しましょう。未割り当ての領域部分で右クリックしてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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