【iOS15】CarPlayの新機能とCarPlayが使えない時の原因と対処法

iPhoneのCarPlayには、iOS15にすることで新機能が追加されます。しかし、iOS15へのアップデート後、CarPlayが使えないという不具合も発生しています。iOS15アップデート後の新機能と使えない原因・対処法を解説します。

目次

  1. 1【iOS15】CarPlayの新機能とCarPlayが使えない時の原因と対処法
  2. iOS15でのCarPlayの新機能
  3. iOS15アップデート後にCarPlayが使えない時の原因
  4. 対処法
  5. 不具合が解消されない場合は
  6. 最後に

【iOS15】CarPlayの新機能とCarPlayが使えない時の原因と対処法

iOS15がリリースされて久しいですが、アップデート済みという人、アップデートはまだ見送っているという人さまざまいるかと思います。

いろいろな新機能が追加されているiOS15ですが、その追加機能があるものとしてCarPlayがあります。

iOS15でのCarPlayの新機能

車とともに利用することで、より便利な使い方が可能なCarPlay。

iOS7.1以降から追加されて、カーオーディオなどに接続することでマップやSiriなどのiOSアプリケーションへアクセスできるなどいろいろな機能が追加されてきているため、今では利用者も増えているのではないかと思います。

着信メッセージの読み上げ

iOS15で追加されたCarPlayの新機能として、着信メッセージの読み上げ機能があります。これまではCarPlayから「メッセージ」アプリを起動し、未読のメッセージの読み上げや返信などへの操作が必要でした。

iOS15にアップデートすることでそれを読み上げてくれる新機能が追加され、ながら運転を避けることができるようになっています。

着信メッセージの読み上げは「新着メッセージを読み上げ」「新規メッセージを読み上げない」「前回の設定を記憶する」の設定が可能で、Siriが自動的に読み上げをし、返答も聞き取って送信してくれるのです。

以前は「運転中の通知を停止」だった機能がiOS15から名称が「"運転"集中モード」となったものになっていますが、それに設定している状態の場合、よく使う項目に追加されている連絡先の着信だけが読み上げ対象となります。

iOS15アップデート後にCarPlayが使えない時の原因

iOS15にアップデートすることでより便利に使うことができるCarPlayですが、iOS15へアップデートしたあと、CarPlayが使えないという不具合が報告されています。

iOS15でCarPlayが使えないとき、どのような原因が考えられるのかを確認し、自身のデバイス原因がどれに当てはまるか検討をつけてみてください。

CarPlayと車とに互換性がない

まず考えられるのは、CarPlayと車とに互換性がない、という点です。CarPlayはすべての車で利用できるわけではなく、CarPlayに対応している車やカーナビデバイスでしか使うことはできません

CarPlayは600以上の車種に対応しているとApple側も発表していて、日本製の車でも対応している車も多いですが、それも最近のことで、古い車などの場合は対応していないものも多いです。

対応している車やカーナビデバイスなどについては下記のApple公式ホームページに記載されています。日本の車やカーナビなどにも対応しているので、自身の車が対応しているかどうか確認しておきましょう。

CarPlayの対応車種・デバイス

iPhoneのコンテンツとプライバシー制限の設定のエラー

CarPlayを利用するiPhoneなどのデバイスにおける、CarPlayの設定などにエラーが起きている事も考えられます。

CarPlayに関するiPhoneのデバイスのコンテンツとプライバシー制限の設定などが不足していないかどうか確認が必要です。具体的には、ロック時のCarPlayの設定やCarPlay自体がiOS15の方から制限されていないか、などがあります。

ロック時のCarPlayの設定の確認がしたい場合は、設定アプリの「一般」→「CarPlay」から接続する車を選択し、「ロック中のCarPlayを許可する」を見てください。オフになっている場合はCarPlayが使え無い原因となります。

また、CarPlay自体がiOS15の方から制限されているかどうかは「スクリーンタイム」から確認しましょう。「コンテンツとプライバシーの制限」の「許可されたアプリ」でCarPlayがオンかどうか確認しましょう。

オフの場合iOS15にアップデートしていてもCarPlayが利用できません。

Siriアプリの設定問題

CarPlayを利用するためにはSiriアプリも重要です。Siriの設定に不備がある可能性も考えてみましょう。

そもそもSiriアプリがオンになっていない場合もCarPlayが使えない原因となっていることもありますし、ロック時にSiriが有効になっていない場合も同様です。そういったSiriの設定面をもう一度確認してみてください。

Bluetooth接続またはネットワークエラー

また、iPhoneデバイスと車とを接続するためにはBluetoothによる無線接続、もしくはUSBなどでの有線接続が必要です。Bluetoothなどは特にネットワーク接続にエラーが生じているとワイヤレス接続機器の不具合/エラーにも繋がります。

Bluetooth接続が正常にできているか、ネットワークエラーが生じていないか確認してみましょう。

なお、USB接続している場合はそのケーブル自体に何らかの影響が出ている可能性も否めませんので、そちらも合わせて確認しておいてください。

対処法

では、iOS15にアップグレードしたiPhoneからCarPlayが利用できない場合、どのような対処法をおこなうのか、その対処法の説明をしていきます。

iPhone端末とCarPlayシステムを再起動

まずは、iOS15にアップデートしたiPhone端末やCarPlayシステムの再起動をしてみましょう。iPhoneの場合、デバイスの電源を切り、30秒ほど待ってから起動してみましょう。

CarPlayシステムに関しては、それぞれの車・カーナビごとに再起動方法は異なります。車やカーナビの取扱説明書を確認して実行してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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