今や私たちの暮らしに欠かせないSNS。ついに世界中でパソコンの所持率を上回ったモバイル端末。メリットもたくさんあるけれど、一歩間違えれば犯罪を犯してしまうかもしれない。そんなSNSのメリットとデメリット、上手な使い分けを解説します。
SNSとは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の頭文字を取ったもので、日本でのSNS会員数は約7千万人。スマートフォンが普及しはじめた2010年以降SNS人口が一気に増えました。
GREEやmixi・掲示板に始まり、今はLINEやTwitter・Instagramなどの世界中の人と繋がることができるツールが主流となっています。SNSは現在を生きる若者には友達との繋がりを作るためや流行を知るために必要不可欠なツールです。
たくさんあるSNSのうち、現在全世界で多く利用されている無料SNSは、この4つのアプリです。この4つのアプリを利用する上での注意点や上手な使い分け方法を説明します。
SNSには5種類あります。
Facebookは無料で使える実名登録が必須の交流系SNSです。現在、世界中に15億人以上のユーザーがいるとされています。Facebookのメリットは実名登録をしているので、リアルの友達と簡単に繋がることが出来ます。
卒業以来、連絡を取っていなかった友人や、会ったことが無くてもコミュニティで共通の趣味を持った人と繋がり情報共有をする事が出来るのがメリットです。
実名で登録必須のため、同姓同名の別人と友達になってしまうアクシデントが起きることがデメリットです。
友達申請の仕方は
Instagramは無料で使える写真を投稿してコミュニケーションを図る写真系SNSです。
2017年度に流行語になった、「インスタ映え」とは写真写りが良かったり、加工をして綺麗にした写真をインスタグラムに投稿するという意味で使われました。
1回の投稿で最大10枚の写真を載せる事が出来ます。写真の投稿の他にも、ストーリーと呼ばれる24時間限定の動画や写真の投稿を出来る機能があります。
しかし、「インスタ映え」を重視するばかりに、流行のスイーツなどを写真を撮るためだけに購入し、写真を撮ってインスタグラムに投稿すると手を付けずにごみ箱に捨てるなどという問題が発生しました。
このような事が起きたためにネット上では炎上し、中にはInstagramへの投稿や写真撮影をお断りしているお店もあるようです。
デメリットは写真映えで自分をアピールに夢中になりすぎてしまう点です。
自撮りや風景を撮っているつもりでも、周りの迷惑になっている場合があるので注意点として覚えておきましょう。
Instagramのメリット(醍醐味)はハッシュタグを付けて、「いいね」をたくさんもらう事だと思います。
ハッシュタグの付け方は、「#」の後ろに検索されたいキーワードをつけて、#インスタ映えスイーツなどの流行しているタグや投稿内容に関わる単語を検索したときに引っかかる言葉をタグ化します。
この機能を使うことによって、さらに検索されやすくなるので「いいね!」が増えたり、共通の趣味をもったユーザーをたくさん増やすことが出来ます。
Twitterは無料で使える140文字以内のつぶやきを投稿する、メッセージ系SNSです。
140文字以内で自分の思っている呟きを簡単に投稿することが出来ます。自分が気になる人をチェックすることをフォロー、自分のことをチェックしてくれている人のことをフォロワーと言います。
メリットは例えば、好きな芸能人のアカウントをフォローしておくと、最新情報を地方に住んでいながらテレビや公式ホームページよりも早く入手出来たり、Twitter限定の告知などを見れる場合があります。
また、デメリットは実名で登録しなくても良いので、掲示板のように他人の悪口を投稿したり、自分をアピールするためにマナー違反行為をする「バカッター」と呼ばれる、自分の悪事を面白おかしく投稿する人が流行っています。
そのような投稿をして一度炎上してしまうと、自分では投稿を消してもネット上では一生残ってしまう注意点があるので、投稿はよく考えてからしたほうが良いでしょう。
YouTubeは無料で動画を投稿・閲覧する事が出来る動画系SNSです。アカウントさえあれば誰でも簡単に動画を投稿することが出来ます。チャットや一言を投稿するSNSではなく、動画のみで人々繋がりをもつことが出来るSNSです。
メリットは無料で動画配信者になることができたり、アーティストの公式MVなどが見れる点です。
最近では動画投稿者を「YouTuber」と呼び、老若男女を問わず流行しています。YouTuberは自作した動画をYouTubeに投稿し、広告収入を収入源とする人たちを言います。
1 / 5
続きを読む