知らない人はいないほど知られているマンガ雑誌であるジャンプとマガジン。そのジャンプとマガジンがコラボした無料サイト「少年ジャンマガ学園」が公開されました。初めてとなる2つのマンガ雑誌このコラボの対象年齢やその楽しみ方を見ていきましょう。
2019年4月8日、少年マンガ雑誌の中でも特に著名な、少年ジャンプなどを発行する集英社と、少年マガジンなどを発行する講談社は、「少年ジャンマガ学園」というサイトを公開したことを発表しました。
少年ジャンマガ学園とは、「週刊少年ジャンプ」や「週刊少年マガジン」などで連載している約150作品を無料で読むことができるWebサイトです。
下記がそのリンクになります。公開期間は限られており、利用できる年齢もまた限られています。
期間は4月8日~6月10日という約2か月の間です。若者にもっとマンガを読んでほしい、という思いから始まったサイトであるため、サイトの対象年齢は22歳以下となっています。
22歳以下というと学生がほとんどです。そのため、「週刊少年ジャンプと週刊少年マガジンの連載作150作品以上が無料で読める学生限定・マンガの学校」と銘打たれていますし、サイトの名前も「少年ジャンマガ学園」と学校を意識したものになっています。
「ジャンプ」と「マガジン」は、少年マンガ誌の中でも1、2を争うほど人気のマンガ雑誌ですが、これまでコラボするなどということはありえないようなイメージも強かったかと思います。
もともと、それぞれ「ジャンプ+」や「マガジンポケット」とネットで各少年マンガ雑誌を読むことのできるサイト・アプリを展開してきていました。
それぞれのアプリでも読むことは可能ではありますが、両方読める、という利点は非常に大きいです。電子書籍も主流になってきたことなどから、紙面雑誌を読まない人も増えてきています。
スマホが手元にあるのが当たり前になってきている昨今の若い世代にマンガに親しんでほしい、若い世代がマンガを読む機会を増やしたいというそれぞれの想いが重なり、このサービスの公開に至ったようです。
少年ジャンマガ学園の利用方法は簡単です。最初にそのサイトにアクセスした際、生まれた年を選択する画面が表示されますので、そこで該当する生まれた年を選択しましょう。
対象となる22歳以下の人であれば該当する西暦が見つかるはずです。そして「入学する」を選択すれば、少年ジャンマガ学園を利用できるようになります。
少年ジャンマガ学園では、今後も様々な企画の実施が予定されています。
「週刊少年ジャンプ」、「週刊少年マガジン」、「別冊少年マガジン」における連載作品の第1話の中から1つを選び、次の人へバトンとしてつなぐ「マンガリレー」というものの実施が予定されています。紙の本の回し読みをネット上でやるようなイメージですね。
リレーを繋ぐことでと、ジャンプ+ボーナスコインやマガポケポイント、LINEポイントといったものが当たるルーレットを回すこともできるようです。最終日には卒業式があり、そこで開催される大抽選会の「抽選くじ」もここで獲得できます。
バトンをつなげばつなぐだけ「限定公開授業」と呼ばれる、指定の作品が読み放題になるチャンスも獲得できるようですよ。
その他にも「読書感想文コンクール」、「イラストコンテスト」など、ユーザー参加型の様々な企画も予定されており、ただマンガを読むだけではない楽しみ方ができます。
無料で読める範囲は各作品ごとに異なりますが、共通して第1話は無料で閲覧できるようになっています。気になっていたジャンプやマガジンのマンガに親しむいい機会にもなりますので、対象となる22歳以下の方はぜひ利用してみてください。
1 / 2
続きを読む