iPhone5sをiOS12にアップデートしても大丈夫?注意点は?

iPhoneの中で一番古い現役機種であるiPhone5sをiOS12にアップロードする場合は、古いiPhone5sはiOS12に対応できるのか心配になりますよね?ここでは、iPhone5sをiOS12にアップデートするときの注意点を紹介していきます。

目次

  1. 1iPhone5sをiOS12にアップデートしても大丈夫?
  2. 公式にサポートしているため問題ない
  3. 高速動作やセキュリティ対策につながる
  4. 2iPhone5sをiOS12にした時のパフォーマンス
  5. ベンチマーク
  6. 本体の起動時間
  7. アプリの起動時間
  8. キーボードの表示
  9. 3iPhone5sをiOS12にした時に使える新機能
  10. スクリーンタイム
  11. バッテリーのデータ確認
  12. 通知のグループ化
  13. デフォルトアプリの削除
  14. Siriショートカット
  15. グループFaceTime
  16. コントロールセンターのカスタマイズ
  17. 4iPhone5sをiOS12にアップデートする際の注意点
  18. ストレージの空き容量を確認する
  19. バックアップを取る
  20. 使いたいアプリがiOS12対応か確認する
  21. 5iPhone5sをiOS12にアップデートする方法
  22. アップデート手順
  23. 6iPhone5sをiOS12にした時の不具合情報
  24. au系の格安SIMで通信できない
  25. バッテリーの消費が早い
  26. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhone5sをiOS12にアップデートしても大丈夫?

iPhone5sは最新のiPhone Xよりもとても古い機種ですが、iPhone5sのサイズ感が気に行っていて、ずっと使い続けている人もいます。iPhone5sを使い続けている人にとって、最新のiOS12は、iPhone5sでも対応できるのか不安になりますよね?

古い機種のiPhoneに最新バージョンをインストールしてしまうと、iOS12の高速動作にiPhoneが付いていけず、パフォーマンスに不具合が生じ、新機能が正常に作動しないなどのトラブルが起こると誤解している人もいます。

公式にサポートしているため問題ない

iOS12に対するAppleの公式サポートは、iPhone5sも対象にしています。もしiOS12にアップロードして、向上したパフォーマンスや新機能などの不具合が起こった場合も大丈夫です。

最新のiOS12の公式サポートがあるということは現役ということなので、iPhone5sは現役最古の機種ということになります。

高速動作やセキュリティ対策につながる

iPhone5sをiOS12にアップデートすることで端末の操作性が早くなったり、便利になったりするだけではなく、ウイルスなどへの対策も強化されます。

その理由は、iOS12に最新のウイルス対策も含まれているからです。毎日使うiPhone5sが危険にさらされる可能性が低くなるのです。

iPhone5sにiOS12のをアップデートするときの注意点は普通のアップデートの注意点と同じですし、不具合が起こった場合もサポートに相談できます。

iPhone5sをiOS12にした時のパフォーマンス

iPhone5sをiOS12にアップデートすると高速動作が実現し、さまざまな機能が速く使えるようになります。ここからは、iPhone5sをiOS12にアップデートした場合のパフォーマンスについて紹介していきます。

ベンチマーク

iOS11.4.1とiOS12は構成がほとんど同じなので、ベンチコマークはシングルコアもマルチコアも数値はほとんど同じです。

iOS11.4.1 シングルコア1285 マルチコア2211
iOS12 シングルコア1298 マルチコア2200

iPhone5sの構成はパソコンと同じようにハードウエアとソフトウエアの2つでできています。ベンチマークで比較できるのはハードウエアに関する数値です。数値がほぼ同じ理由は、iOS11.4.1もiOS12もハードウエアの基本的な構造が同じだからです。

カメラの起動時間

同じiPhone5sでもiOS11.4.1よりもiOS12の方が、起動時間が短くなります。その理由はパフォーマンスが向上し高速動作が実現するためです。

iOS11.4.1のロック時に
カメラを起動する時間
5回平均0.97秒 最速0.84
iOS12のロック時に
カメラを起動する時間
5回平均0.91秒 最速0.82
iOS11.4.1のホーム画面から
カメラを起動する時間
5回平均1.14秒 最速1.04
iOS12のホーム画面から
カメラを起動する時間
5回平均1.19秒 最速1.14

iPhone5sのロック画面からカメラを起動する時間は、iOS11.4.1よりもiOS12の方が平均で0.03秒速いです。その理由はパフォーマンス向上による高速動作が実現したからです。

ただホーム画面からカメラを起動する時間はiOS12では1.19秒かかってしまうのに対してiOS11.4.1では1.14秒なので、iOS11.4.1の方がiOS12よりも速いことが分かりました。

本体の起動時間

iOS12はiPhone5sにアップデートしても大丈夫なだけではなく、iPhone5sの起動時間やアプリの起動時間などさまざまな部分で改善がみられます。

iOS11.4.1の起動時間 31.34秒
iOS12の起動時間 22.11秒

iOS11.4.1電源がオフになっている状態からボタンを長押ししてAppleロゴが表示され、ロック画面が表示されるまでに31.34秒かかっていました。

しかしiPhone5sでもiOS12にアップロードした場合はパフォーマンス向上による高速動作の実現で、完全に電源オフの状態からの起動に22.11秒しかかからないのです。

アプリの起動時間

iOS12へのアップデートによるiPhone5sのパフォーマンス向上は本体起動だけではなく、アプリにもいい影響を与えます。

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この記事のライター
ネロ
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