Google Playに新しい現金での支払いができる【Pending Transactions】を日本で追加すると発表を行いました。日本で利用ができるGoogle Playで新機能となる現金での支払い方法についてご紹介します。
Googleは開催中の「Google I/O 2019」において、Google Playに新しい支払方法【Pending Transactions】を追加するとの発表を行いました。
Google Playに追加となる新しい支払方法は、コンビニでの決済対象として現金支払いやデビットカード、銀行振込など、クレジットカードを利用しなくても使える現金での支払い手段となっています。
Google Playでは、コンビニなどで対象店舗での決済時に、現在、クレジットカードを利用しなくても使える現金での支払い方法として、キャリア決済による支払いをすることが可能です。
Google Playでは、キャリア決済に対応した通信キャリアは世界で170社以上になったとしていますが、キャリア決済を選択したくないユーザーもいらっしゃるのではないでしょうか?
キャリア決済以外を要望するユーザーの声にこたえる形で、今回Googleは、コンビニなどでカードやキャリア決済を使わず、Google Playでの有料アプリ購入やアプリ内課金を簡単に行える方法の発表に至りました。
カードやキャリア決済を使わず、Google Playでの対象となる有料アプリ購入やアプリ内課金を簡単に行える方法が「Pending Transactions」と呼ぶ新しい決済方法になります。
「Google Play」の現金支払い方法【Pending Transactions】ですが、将来的にはデビットカードや銀行振込などによる決済方法も想定されています。
「Google Play」の現金支払い方法【Pending Transactions】は、サービス開始当初は画面上に表示されるコードを提示して現金での支払をする決済がスタートすることとなります。
「Google Play」の現金支払い方法【Pending Transactions】の対象になる国ですが、日本とメキシコで利用することが可能になります。
実際にはGoogle Playでの支払い時にコンビニ支払いを選び、画面上に表示されるコードをコンビニで提示して決済を行うというものになります。
「Pending Transactions」と呼ばれるこの現金での支払い方法は、支払いコードとコンビニを組み合わせて利用することになります。具体的な利用方法としては、まずコンビニに行き、レジで支払いコードを見せて現金を支払いを行う方法となります。
レジで支払いコードを見せて現金を支払いを行うと10分以内にスマホにメールが届き、決済が完了することになります。
なお、「Pending Transactions」での決済には48時間ほど時間がかかる場合もあるとのことが伝えられています。
「Pending Transactions」を利用して現金での決済方法は、おそらくは現金での支払いが根強い新興国での利用を想定したものと考えられています。
この「Pending Transactions」を利用して現金での決済する機能が最初に日本で提供されるの理由は明らかにされていませんが、コンビニでのコード決済が充実している日本の現在の事情を考慮してのことではないでしょうか?
「Google Play」にて、日本で「Pending Transactions」の機能が利用できるということは、クレジットカードを使えない・使いたくないユーザーにとっては、うれしい機能追加として活用できる機能だと思われます。