Office365 Soloは従来のOfficeと違い、1つの契約でWindowsやMacなど複数のデバイスで利用が可能です。ここではWindows7/Windows8/Windows10へOffice365 Soloをインストールする方法について説明します。
Microsoft Officeにはさまざまなタイプがありますが、最近注目を集めているのがOffice365です。
Office365には「Office365 Business」と「Office365 Solo」という似たサービスがあります。
Office365はいわゆるクラウド型のアプリです。中でも主に家庭用として販売されているのが「Office365 Solo」です。
Office365 SoloはPremium バージョンの Word、Excel、PowerPoint、Outlook (Publisher と Access は Windows PC のみ) とクラウド機能がセットになっています。
ここではOffice 365 Soloの特徴について確認していきます。
従来のOffice製品は買い切り型で、一度購入すると永続的な利用が可能です。購入当時のバージョンのまま自動的に更新されることはありません。最新バージョンを使用するには新たに購入する必要があります。
一方Office365 Soloはアプリのダウンロード後、一定額の料金を月単位、年単位といった利用期間に応じて支払うというサブスクリプション方式となっています。
Office365 SoloにはMicrosoft 社が提供しているオンライン・ストレージのサービスOneDriveを1TBまで利用可能なサービスが付いています。
OneDriveは複数のデバイスで同じファイルを共有できるサービスです。OneDriveに保存されたデータはWindowsPCだけでなくさまざまなデバイスから同じファイルを共有し、編集することができます。
例えばWindowsで作成したデータをMacで開いたり、外出先のタブレットで確認することも可能です。このサービスが1TBまで無料で利用できるのは大きいです。
Office365 Soloは買い切り型のOfficeと違い、常に最新版の状態で利用することができます。Office365 Soloの更新はWindowsのOSの自動更新と同じようにバックグラウンドで自動的に行われます。
新しいバージョンが出るたびにアプリを買い直してインストールし直す、という手間を取られることなく常に最新の状態を維持できます。
また、買い切り型OfficeはWindows版やMac版等、OSに対応した製品を購入する必要があります。Windows版を購入した場合Windowsでは使えますがMacでは使えません。逆に、Mac版を購入するとMacでは使えますがWindowsでは使えません。
それに対し、Office 365 Soloは1つの契約でWindowsとMacの両方で使用が可能です。インストールできる台数も無制限です。
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