マイクロソフトのデジタルアシスタントCortanaが、単独のアプリのベータ版としてMicrosoft Storeで配信となりました。マイクロソフトが単独アプリとして「Cortana」をMicrosoft Storeで配信する内容についてご紹介します。
Windows 10のデジタルアシスタントCortanaが、独立した単独のアプリのベータ版としてMicrosoft Storeで公開となりました。
Windows 10に搭載されている音声アシスタントといえば「Cortana」を思い浮かべるユーザーが多いかと思いますが、最近では検索機能から「Cortana」が分離されています。
ほかにも、音声アシスタント「Cortana」は、Windows 10 Home以外にてセットアップ時の音声ガイドもデフォルトで無効になるなど、OSからの分離が進んできているのが現状となっています。
これまで、「Cortana」のアップデートについては「Windows Update」としてユーザーに配信されていました。
今回、マイクロソフトの「Cortana」が独立した単独のアプリのベータ版として、Microsoft Storeで公開となったことで、今後は、Windowsとは別にアップデートがかけられるようになります。
マイクロソフトが配信を開始する、独立したアプリの「Cortanaベータ版」のシステム要件についてみていきましょう。
マイクロソフトが配信を開始する独立したアプリの「Cortanaベータ版」のシステム要件については、アップデート後のWindows 10 ビルド18362.0のバージョン1903以降となっています。
ただし、「Cortanaベータ版」の現在のバージョン(1.0.2.0)には何の機能もなく、起動すると画面中央に「Hi, thanks for taking an interest!」というテキストがCortanaアイコンとともに表示されるのみとなっている状態です。
マイクロソフトが提供している音声アシスタント「Cortana」 についてご紹介していきましょう。
音声アシスタント「Cortana」 とは、作業を進める手助けをすることを目的としてサービス提供を行っている Microsoft の「デジタル アシスタント」です。
マイクロソフトの音声アシスタント「Cortana」を利用するには、最初に、タスク バーの [Cortana] アイコンを選択するか、検索バーにコマンドを入力を行います。
音声アシスタント「Cortana」に何を話したらよいかわからない場合は、「何ができますか?」とたずねてみましょう。音声アシスタント「Cortana」が起動して、作業のヘルプをしてくれます。
音声アシスタント「Cortana」にはリマインダーを設定する機能が搭載されています。「Cortana 」では、時刻や場所、または人に基づいて、やるべきことを通知することができます。
具体的なリマインダーの活用方法としては、「Cortana 」に向かって「次に YUMI から電話がかかったら、お祝いを言うように知らせてください」と話しかけてみましょう。
その後、YUMIから着信があったときに、「Cortana 」に設定したリマインダーが表示されます。
以前、WindowsでCortana以外のアシスタントが利用可能になるのではとの噂もありましたが、現状では、そそのまま「Cortana」がアシスタントとして搭載されています。
ですが、Windows 10向けにハンズフリー操作に対応したAlexaアプリがリリースされており、準備段階は進んできていると思われます。
今回、マイクロソフトの「Cortana」が独立したアプリのベータ版として、Microsoft Storeで公開となったことで、今後は、Windowsとは別にアップデートが配信されるように変更となります。
今回の独立したアプリの「Cortanaベータ版」の単独配信は、この流れを加速させる可能性もありそうです。