フェイスブックの日本法人であるフェイスブックジャパンが7月1日、日本経団連に加盟したことを発表しました。今回のフェイスブックジャパンの日本経団連入会により、グーグルなど「GAFA」4社すべてが日本経団連に加盟し、足並みがそろう形となります。
フェイスブックジャパンが7月1日、日本経団連に入会したことを発表しました。
今回発表されたフェイスブックジャパンが日本経団連に入会した経緯としては、日本経団連の新たな規制などルール作りの影響等により、グーグルなど「GAFA」と呼ばれる米ITの情報技術大手への風当たりが強まる現状が考慮されたものと考えられます。
フェイスブックジャパンは、日本経団連に入会したことにより、政府や経済界とのつながりを強化することを目指しています。
今回のフェイスブックジャパンの日本経団連入会により、グーグルなど「GAFA」4社すべてが日本経団連に入会し、足並みがそろう形となります。
フェイスブックジャパンでは「加盟企業との連携を密にし、日本経済・社会のさらなる成長に貢献していきたい」としています。
フェイスブックジャパンは2008年に日本語版サイトを発表し2019年で11周年を迎えます。傘下の写真共有アプリ「Instagram」は、趣味や関心で繋がるビジュアルコミュニケーションのプラットフォームとして成長を続けています。
フェイスブックジャパンは、シニア層に向けたプラットホーム利用の支援や、女性の活躍推進、青少年の安全なネット活用促進など、日本の課題解決に資する様々な取組みを進めながら、近年、IT業界にて大幅なユーザーの拡大利用を伸ばしています。
フェイスブックには、昨年12月にフリーマーケットアプリ大手メルカリと通販大手アマゾンジャパンも加盟を行いました。
フェイスブックでは、IT市場が拡大し続けるITの会員を増やし、IT業界への提言力を高めていく目的があるとしています。
グーグルなど「GAFA」4社すべてが日本経団連に加盟し足並みがそろう形となる1946(昭和21)年8月16日設立された「日本経団連」について紹介していきましょう。
2019年4月1日現在にて日本の代表的な企業1,412社、製造業やサービス業等の主要な業種別全国団体109団体、地方別経済団体47団体などから構成されている総合経済団体となります。
「日本経団連」の使命は、総合経済団体として、企業と企業を支える個人や地域の活力を産み出し、日本経済の自律的な発展と国民生活の向上に貢献していくことを推進しています。
「日本経団連」は、かねて重厚長大の企業を中心に運営を行っていましたが、近年大きな発展をしている新興企業やIT(情報技術)産業にも共有する必要があるとして、昨年11月に入会規定を12年ぶりに改定を行いました。
この改定により、純資産額10億円以上としていた「日本経団連」への入会規定を1億円以上に緩和を実施しました。
【GAFA】とは、「 Google 」・「Apple」・「 Facebook 」・「Amazon」の頭文字を集めた呼称のことを指しています。
【GAFA】とよばれる4社「 Google 」・「Apple」・「 Facebook 」・「Amazon」については、いずれも日本経済に大きな影響力をもっているといえます。
「 Google 」は 検索エンジン 、「Apple」はデジタル デバイス 、「 Facebook 」はSNS、「Amazon」はネットショップと、それぞれの分野で市場を先導している企業となっています。