QUICPayとは何か知っていますか。本記事では、QUICPayのメリット・デメリットをはじめ、利用方法やQUICPayを使えるお店を紹介しています。まずはQUICPayとは何かを解説してから、表を用いて機能や利用方法を紹介しています。
QUICPayとは何か知っていますか。QUICPayとは、JCBが推進している後払い方式の電子マネーサービスのことです。QUICPayの場合、あらかじめチャージしなくて良いポストペイ型の電子マネーサービスです。
お店もしくはレストランの決済端末に電子マネーカードやスマホをかざすだけで、スピーディーに支払いができます。QUICPayはクレジットカードの付加サービスとして展開されているため、利用するにはQUICPayと提携しているクレジットカードが必要です。
なお、利用した分のお金はクレジットカード利用代金の一部として請求されるので問題ないでしょう。以下の動画を参考にして、QUICPayを試してみてください。
上記のとおり、QUICPayとは、カードやスマートフォンをかざすだけで使える決済システムです。ちなみにQUICPayという名称は、「Quick & Useful IC Payment」の総称になります。
JCBが主に中心になり、運営している「モバイル決済推進協議会」という組織で導入が促されていました。それから、この協議会が解散することになって、現在はJCBが単独で運営している形になっています。
また、QUICPayは2パターンあります。カードタイプの「QUICPayカード」と、おサイフケータイとして利用できる「QUICPayモバイル」の2種類です。QUICPayカードには専用カードとクレジットカード一体型カードの2パターン展開になります。
QUICPayモバイルの場合は、「au」「ソフトバンク」「ドコモ」「ウイルコム」のおサイフケータイに対応しています。さらに、ポストペイ型の電子マネーで競合相手でもある「iD」が、ドコモの携帯あるいはスマートフォンでしか使用できません。
なお、細かい機能条件とはクレジットカードやスマートフォンによって違います。そこで、QUICPayの場合は一人でカードとモバイルの両方使えるのです。家族会員がQUICPayを利用しても問題ありません。
また、QUICPayのセキュリティは安心であると言われています。要するに、QUICPayのように電子マネーの場合であってもクレジットカードの補償制度がそのまま適用されるため、安心であるということです。
というのも、QUICPayカードを紛失したり、または盗難にあった場合に不正使用などの甚大な被害を受けた際は、被害届け出から60日前までさかのぼり、クレジットカード会社が補償してくれるからです。
QUICPayはサービス開始した後からあまり利用者が増加してきませんでしたが、モバイル決済推進協議会解散した後にJCBが主に中心になって力を入れることになり、利用できる加盟店も増加してきました。2016年秋からは、Apple Payでの支払いもできます。
続いて紹介するのは、QUICPayのメリットです。以下の4つになります。
1つ目のQUICPayにおけるメリットとは、「スマートフォンだけで使える」というメリットです。みなさんが普段利用しているスマートフォンが財布代わりになるということです。いつも使用しているスマートフォンが財布になるのは非常にお得です。
買い物するたびに財布を持ち歩くという手間を感じる人は多いのではないでしょうか。長財布の場合は、財布の形状によって持ち運びにくいです。そこで、モバイルタイプに変えるだけで近隣に買い物するたびに財布を持っていかなくても問題ないでしょう。
詳しく説明すると、QUICPayとは決済機にかざすだけでクレジットカード払いを可能にするシステムのことを指します。具体例を出すと、JCB一般カード(QUICPay搭載型)と呼ばれるクレジットカードを持っていればすぐお得に使えるのです。
そしてQUICPayの対応店舗の店員さんに「QUICPayで支払いお願いします」と伝えることによって、QUICPay専用の決済機での支払いを有効にしてくれます。それから、その決済機の上にクレジットカードをかざすだけでお得に支払い可能です。
そうすると、「ピピッ」という音とともに決済が完了します。現金払いより手軽かつ簡単であるとは言わずもがなです。スマホをかざすだけでも決済できるので、自分にあったお得な利用方法を試してみてください。
また、通常のJCBクレジットカード払いと比較したとしても、レジでカードを切ってもらう、あるいは暗証番号を入力するという手間が無いため、さらにスムーズかつお得に支払いできます。
出勤前もしくはランチタイムの混雑する時間帯であったとしても、手軽かつスピーディーに支払いを済ませられる、QUICPayを導入しない理由はありません。
なお、QUICPayを搭載できるデビットカードあるいはプリペイドカードについても同じ利用形態になります。デビットカードあるいはプリペイドカードの場合は、口座残高またはチャージ残高から利用金額がすぐに引き落とされるので、注意してください。
2つ目のQUICPayにおけるメリットとは、「ポイントが二重に貯まってお得」であるというメリットです。QUICPayの支払いとして指定しているカードを使用することによって、ポイントもしくはマイルが貯まります。
キャッシュレスを扱うお店の多くは、各店舗で独自のポイントを発行しています。したがって、お店のポイントカードを持っている人は多いのではないでしょうか。
仮にQUICPayを利用すれば、お店が発行してくれるポイントの他に、QUICPayの支払いで貯まるポイントを重ねて獲得できるのです。ポイントを二重取りすることで、支払いしている額分以上のポイントを貯められます。
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