クラウドSIMを搭載したスマートWi-Fiルーター「スマファイ MS01」はレンタル開始されます。「スマファイ MS01」では従来のWi-Fiルーター機能に加えて、翻訳や地図アプリを標準搭載し、Wi-Fiルーター単体でも活用できるようになっています。
「MAYA SYSTEM」は海外渡航者向けのモバイルWi-Fiルーターレンタルサービス「jetfi」において、クラウドSIMを搭載した翻訳/地図機能付きスマートWi-Fiルーター「スマファイ MS01」を8月下旬からレンタル開始します。
「スマファイ MS01」は、薄型・軽量で長時間利用できるWi-Fiルーターを希望するユーザーの声から生まれた商品です。スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとしてカスタマイズし、海外でよく使う機能に絞ったモデルとなっています。
「スマファイ MS01」では従来のWi-Fiルーター機能に加えて翻訳/地図機能付きでありながら、Wi-Fiルーター単体でも活用できるようになっています。
ディスプレイサイズは5.7インチで、形状はテザリング機能があるスマートフォンそのものです。サイズは約152.9×74.2×8.5mm、重さは162gとスリムな作りです。バッテリー容量は3400mgで約15時間の連続稼働に対応します。
クラウドSIMを用いているため、SIMカードを抜き差しすることなく日本を含む世界100以上の国や地域で割安な通信を利用可能となっています。リアルタイムカメラ翻訳、会話モードも搭載していて地図アプリはGPSナビやグルメ・イベントガイドにも対応します。
ただ残念な点としては「jetfi」でのレンタル時に機種を選ぶことができない点が挙げられます。8月下旬以降レンタルしたとしても従来機種も引き続き提供されて、翻訳/地図機能付きの「スマファイ MS01」が必ず借りられるとは限りません。
「MAYA SYSTEM」では他のレンタルサービス事業者などに同じ設計の端末をOEM供給する事業も展開するとしており、今後「スマホのような海外Wi-Fiルーター」がメジャーになっていく可能性が考えられます。
またMAYA SYSTEMは「jetfi」で提供中の「データ容量無制限プラン」の対象エリアを7月26日より28か国に拡大しました。エリア拡大を記念して、無制限プランが1日あたり500円から使えるキャンペーンを8月末まで開催しています。
従来はアメリカ、台湾、韓国に限られていたデータ容量無制限プランの対象エリアが、中国、東南アジア、ヨーロッパなどの主要渡航先へと拡大します。データ容量無制限プランの対象エリアおよび1日あたりの料金は以下の通りとなっています。
キャンペーンによる割引の申込期間は7月26日~8月31日で、同期間中にキャンペーンサイトからjetfiを申込すると割引が適用される仕組みとなっています。
「MAYA SYSTEM」は、海外渡航者向けのモバイルWi-Fiルーターレンタルサービス「jetfi」を提供するほか、クラウドSIMテクノロジーを搭載し、海外での通信料金が割安になるSIMロックフリースマートフォン「jetfon」を販売しています。