Outlook2016では、「信頼できる差出人のリスト」を一括登録したり、エクスポートしたり、リストの管理を効率的に行える機能が備わっています。ここでは、Outlook2016を使用した「信頼できる差出人のリスト」を管理する方法について解説します。
Outlookでは、電子メールのアドレスやドメインを「信頼できる差出人のリスト」に登録することで、Outlook側でこれらの差出人からのメールを迷惑メールとして扱われなくすることが可能です。
ここでは、Outlook2016を使用した、信頼できる差出人のリストへの一括登録方法について説明します。
「信頼できる差出人のリスト」の一括登録は、Outlook2016にファイルをインポートすることで可能です。まずは、インポート用に「信頼できる差出人のリスト」を作成し、テキストファイルとして任意の場所へ保存します。
Outlook2016を起動し、「ホーム」タブの「削除」グループにある「迷惑メール」アイコンをクリックします。表示されたメニューより「迷惑メールのオプション」を選択します。
「迷惑メールのオプション」ダイアログボックスの「信頼できる差出人のリスト」タブより画面を開き、「ファイルからインポート」ボタンをクリックします。
作成したテキストファイル(信頼できる差出人のリスト)を指定して「開く」ボタンをクリックします。
作成したテキストファイル(信頼できる差出人のリスト)がOutlook2016へインポートされますので、Outlook2016の画面で確認をして「OK」ボタンをクリックします。
Outlookでは、エクスポート機能を使用することで、「信頼できる差出人のリスト」をテキストファイルとして保存し、ファイル上で「信頼できる差出人のリスト」を管理することが可能です。ここでは、Outlook2016を使用したエクスポート方法について説明します。
Outlook2016を起動し、「ホーム」タブの「削除」グループにある「迷惑メール」をクリックします。表示されたメニューより「迷惑メールのオプション」を選択します。
「迷惑メールのオプション」ダイアログボックスの「信頼できる差出人のリスト」タブより画面を開き、「ファイルへエクスポート」ボタンをクリックします。
ファイルの保存先、ファイル名を指定して「保存」ボタンをクリックします。Outlook2016の「信頼できる差出人のリスト」がファイルとして保存されます。
Outlookのインポートとエクスポートの機能を上手に使用することで、Outlookの画面で直接管理するよりも効率的に「信頼できる差出人のリスト」の管理を行うことが出来ます。
1 / 3
続きを読む