TwitterはiPhoneのLive Photos機能への対応やDM検索機能などの新機能を開発中であることを明らかにしました。iPhoneのLive Photos対応が導入されれば、Live PhotosがTwitterに投稿可能となります。
Twitterはデスクトップブラウザー向けのUIを一新し、さらにいくつかの新機能を開発中としています。
Twitterはこのほど行ったプレス向けイベントにおいて、iPhoneのLive Photos機能への対応に加え、ダイレクトメッセージの検索機能、通知をスヌーズする機能など、複数の新機能をテスト中であることを明らかにしました。
新機能のひとつとして、ユーザーが自分が興味を持っているテーマに関する投稿を追跡できる機能があります。同機能は現在Android端末で実験中とのことです。
またiPhoneのLive Photos機能への対応も嬉しい新機能のひとつです。iPhoneの機能であるLive Photosはシャッターを切った前後3秒の映像を撮影する機能で、写真では分かりにくい「動き」まで記録可能な機能です。
TwitterではiPhoneのLive Photos画像をGIF変換して投稿可能にする機能に取り組んでいるほか、投稿済みの複数の写真の並べ替え機能も準備中としています。
この機能は現在はまだテスト段階ですが、導入されればLive PhotosがTwitterに投稿可能となります。
またTwitterはダイレクトメッセージ検索機能のテスト開始も発表しました。ダイレクトメッセージタブの上部に検索バーが現れ、最近のダイレクトメッセージに関して送信者名などで絞り込むことができます。
この「ダイレクトメッセージ検索」機能は、Web版のコードから見つかりました。テクノロジーニュースサイトMashableのKarissa Bell氏は、「TwitterはDMへの投資を再活性化する」とツイートしていました。
一方でインドのメディアHindustan TimesはこのDM検索機能が検索バーを利用したものになると報じていて、エンジニアであるJane Manchun Wong氏の動画付きツイートでその動く様子を紹介しました。
その後Twitter自ら「DMに再び注力する」ことを取り組みとして説明していました。告知によると、当初の対象はウェブ版と公式 iOSアプリとされています。詳細は不明ですがユーザー名やグループ名をキーワードとして使用するようです。
また検索対象は最近のツイートとされていて、大昔のDMまで遡れるわけではないようです。
今回のテストは特に希望者を先着で募ったり別アプリを提供するような形態ではありませんが、実験でも正式でも、Twitterの新機能は一部のアカウントから段階的に使えるようになりますが、一部のままテストが終了する可能性もあります。
この他にもTwitterが開発中の新機能として、人ではなく話題をフォローする機能もあります。
この機能は特定の話題やキーワードをフォローすることで、たとえ自分がフォローしていないユーザーのツイートでも、関連性が高ければタイムラインに載る仕組みとなっています。まずはスポーツチームからテスト予定とされています。