Facebookは、ユーザーのグループのプライバシー設定を、「公開」と「プライベート」の2種類に変更したことを発表しました。Facebookのグループのプライバシー設定を2種類に変更し、管理しやすくなった事についてご紹介していきましょう。
Facebookは、グループのプライバシー設定について、これまで「公開」・「非公開」・「秘密」の中から選べたグループのプライバシー設定を、「公開」と「プライベート」の2種類に変更することを発表しました。
Facebookでは、今回の設定変更について、グループのプライバシー設定をわかりやすくすることを目的としています。
グループのプライバシー設定を、「公開」と「プライベート」の2種類に変更行うことで、投稿した写真や動画について、誰がグループを検索したり、メンバーや投稿を見ることができるのかが、よりわかりやすくなるとしています。
また、Facebookには、これまでも「public(公開)」と「private(プライベート)」が使いやすいというユーザーの意見が多くあり、今回の変更となったとされています。
グループのプライバシー設定をわかりやすくすることを目的として変更となったFacebookグループのプライバシー設定についてご紹介します。
変更となったFacebookグループのプライバシー設定の「公開グループ」は、グループのメンバーやそこでシェアされているすべてのコンテンツを、誰でも閲覧できるようになっています。
変更後のグループのプライバシー設定の「プライベートグループ」については、ぐループのメンバーだけがグループのメンバーやグループ内の投稿を閲覧できるようになります。
変更後のFacebookグループのプライバシー設定についてですが、これまで、ユーザーが設定していた「秘密グループ」は「プライベート」かつ「検索不可」へ移行となります。
また、Facebookグループのこれまでの設定で「 非公開グループ」については、「プライベート」かつ「検索可能」へ変更ウされ、「公開グループ」は「公開」かつ「検索可能」へと移行されることとなります。
なお、Facebookでは、グループの管理者がグループのプライバシー設定を変更した場合は、そのグループメンバーに通知されるようになっています。
またグループを、検索やその他の方法で発見できるかどうかを別途管理できる。これは、プライバシー設定と、グループの公開検索の可否の設定を切り離すことで、管理しやすくすることを目的としています。
Facebookでは、グループの利用者を危険から守るための「Safe Communities Initiative」という取り組みを強化しています。
Facebookでは、専門チームが、プライベートグループと公開グループの両方について、コミュニティ規定に違反している投稿やグループを事前に検出して削除する作業を実施しています。
Facebookでは、AIと機械学習の活用を推進することで、誰かが報告する前、もしくは、ユーザーが目にするよりも前に、不適切なコンテンツを検出することができるとしています。
Facebookのコミュニティ規定と規定違反に対する事前検知技術については、これまでのプライバシー設定の場合と同様に、変更後のプライバシー設定においても「プライベート」と「公開」の両方のグループに引き続き適用されるとしています。
Facebookでは、悪質な行為をするユーザーや不適切なコンテンツを検出・削除できると発表しています。