2019年05月08日更新
Facebookの出会い機能Datingに「Secret Crush」を追加!秘密の告白は両思いのみ通知
Facebookの出会い機能Datingに「Secret Crush」を追加されることが発表されました。Facebookの出会い機能Datingに追加された「Secret Crush」では、両思いになった場合に通知を受け取れる仕組みです。
目次
Facebookが出会い機能に「秘密の恋人候補リスト」を追加!!両思いの場合のみ通知されるように
Facebookが、先日行われた開発者向けカンファレンス 『F8 2019』にて、2018年に開始した出会い機能『Facebook Dating』の出会い機能に「秘密の恋人候補リスト」を追加する事を発表しました。
今回、追加された【Facebook Dating『秘密の恋人候補リスト』】は、Facebookの一機能として提供されているものなので、新たにアプリをインストールする必要はなく、通常使っているFacebookから利用可能となっています。
【Facebook Dating『秘密の恋人候補リスト』】は、「Secret Crush」と呼ばれ、Facebook上で好意(Crush)を寄せる相手を最大9人までリストに登録しておくことができます。
Facebookの新機能「Secret Crush」では、自分が好意を送信(告白)しても「片想い」の状態の場合は相手に表示されないようになっています。
新機能「Secret Crush」は、相手も同様に好意(Crush)を持った場合(両思いになった場合)には、自分をリストに加えた際に両者にそれが通知され、メッセージ交換が可能になるという機能となっています。
新機能「Secret Crush」では、もし、自分がリストに登録した相手が、残念ながら自分に好意(Crush)を持っていない場合、自分の本心(告白)を秘密にできるよう、相手に告白が知られないように設定されています。
FacebookのDating〈出会い機能〉とは
『Facebook Dating』を利用することができるユーザーは18歳以上の限定となっており、Facebook登録の年齢を参照する仕組みとなっています。
『Facebook Dating』では最大で9人の友だちにCrushという「いいね!」式のリアクションを送る【告白をする)ことが可能となっています。
相手も『Facebook Dating』にオプトインしている場合(両思いになった場合)、「友だちからCrushが来ている」ことが通知される仕組みになっています。
今回の新しい仕組みは『Secret Crush 』と呼ばれており、『Secret Crush』を送った場合、互いにCrushし合っている(好意をもっている)場合のみ双方に表示され、Messengerでチャットが可能となる仕組みになっています。
『Secret Crush』のような仕組みで心配されるのは、不特定多数の友だちにCrushという「いいね!」式のリアクションを送り、大量に追加することや即削除を行い、スパム状態が作られてしまうことです。
Facebookでは、このスパム状態になるのを防ぐために、9人という上限人数を設定し、上限の9人になった場合には1日に1人しか入れ替えができないようにルールを設定しています。
Facebookの『Facebook Dating』を展開している国は?
現在『Facebook Dating』は、正式なリリースとなっておらず、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、カナダの5カ国で実験的運用が行われています。『Facebook Dating』は、米国では2019年末からの開始予定となっています。
また、今年度中には、『Facebook Dating』がブラジル、ボリビア、チリ、エクアドル、ガイアナ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム、スリナムに拡大されます。
残念ながら、日本ではまだしばらく『Secret Crush』機能のサービス開始の予定はありません。
今後の『Facebook Dating』の展望は
Facebookは、『Dating』や『Secret Crush』について、コンテンツや広告のために『Dating』や『Secret Crush』での、ユーザーのアクティビティデータを利用しないとしています。
ユーザーが自分の『Secret Crush』リストに任意の誰かを追加したとしても、自分のタイムラインにその相手に関する投稿やなんらかの情報が掲載されるようにはならないとしています。
今後『Facebook Dating』が将来の大事なパートナーを見つけるきっかけとなることができるかもしれないと考えると、ユーザーにとってFacebookは、ますます出会いの場として活用されることでしょう。