ゲーム「Sid Meier's Civilization」をExcelで再現した[CELL]IVIZATION(シヴィライゼーション)が無料公開になりました。Excelで再現された[CELL]IVIZATION(シヴィライゼーション)をご紹介します。
戦略シミュレーションゲーム「Sid Meier's Civilization」を、Excelで再現した「[Cell] ivization」が無料公開されています。
ゲーム「Sid Meier's Civilization」は、文明発展をテーマとした戦略シミュレーションゲームとなっており、「[Cell] ivization」は、戦略シミュレーションゲーム「Sid Meier's Civilization」をExcelに移植して再現された内容となっています。
無料公開されている、Excelで再現したゲーム「[Cell] ivization」は、クリエイターのs0lly氏が、限られた期間内で自由にゲームを作るイベント「OLC CodeJam 2019」の一環として、約1週間で開発を行いました。
「[Cell] ivization」は、1991年に発売された戦略シミュレーションゲーム「Sid Meier's Civilization」シリーズ第一作をベースとして開発されていますが、ゲームの基礎的な部分がExcelのスプレッドシート内で見事に再現されているのが特徴です。
「CELL]IVIZATION」は、ゲームだけでなく、ユーティリティやデモ、インタラクティブアートなど創造的な映像作品をテーマにした自由なゲームジャム「OLC CODEJAM」の中で生み出された作品となっています。
制作期間は約一週間で、Excelで制作されたものでありながら〈Civシリーズ〉作品で体験できるゲームプレイを映像など「超ライト」に再現されたものになっています。
Excelで見事に再現された「CELL]IVIZATION」は、戦士・弓兵・剣士といった軍事ユニットもしっかり用意されています。
クリエイターのs0lly氏によると、「ゲームは基本の軍事ユニットを用いて敵を攻撃する部分だけにすることで、非常に軽くしている」とのことです。
また、軍事ユニット要素以外についても、ダウンロードコンテンツ形式で追加していくことが可能となっているとのことです。なお、追加できる要素は、「AI」や「文明」、「その他のリソース管理ツール」などとなります。
公開された「CELL]IVIZATION」のトレイラー映像では、素朴なイメージではあるものの初代シヴィライゼーションの核となるプレイ体験が復活されています。
[CELL]IVIZATIONは、2人でのプレイが可能となっており、各軍事ユニットはそれぞれ独自の能力を有しているとのことです。
また、各ユニットの移動速度は地形に左右され、新しい都市を構築することで、軍事ユニットを増設できるようになるとされています。
ただ、CodeJamのお題が「破壊」であったため、ベースの本家では色々あった勝利条件については、この作品では、相手チームの首都を全て撃破する「制覇」のみとなっています。
無料公開されている、Excelで再現したゲーム「[Cell] ivization(シヴィライゼーション)」のCPUについて確認しておきましょう。
「[Cell] ivization(シヴィライゼーション)」は、xlsbファイルとして一般公開されていますが、予告編の中でタスクマネージャーでCPU使用率をチェックしている映像画面が映し出され、その使用率はほぼ100%となっていることがわかります。
なお、「[Cell] ivization(シヴィライゼーション)」が使用しているCPUはIvy Bridge世代のCore i5-3570Kとなっているので、最新のCPUを搭載したPCであれば、サクサク動作するのではないでしょうか。