今回の記事では、銀行Payの概要をはじめ、仕組みや特徴などを紹介しています。記事後半には銀行Payの参加銀行も都市銀行と地方銀行に分けて紹介しています。銀行Payを利用する上でのメリットもいくつかお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。
銀行Payとは何か知っていますか。銀行Payとは、GMOペイメントゲートウェイが作る決済サービスのシステムのことです。
銀行Payは、BankPayと同じく、スマホを使ってQRコード決済ができます。そして、その支払い元は銀行口座に直接紐付いているという仕組みです。すでに、横浜銀行やゆうちょ銀行などがはまPay・ゆうちょPayなどのサービスを開始しています。
銀行Payとは、スマホと銀行の強みを活かした新たな決済手段です。銀行Payの提供により地域経済の活性化を支援する、それから銀行口座と連動したスマホ決済サービスです。
金融機関様向けにスマホ決済サービスのシステムをOEM(ASP型)提供して、金融機関様がサービス主体となります。そして、スマホ決済サービスを口座保有者、法人顧客に提供していきます。
銀行Payは、銀行が主体となって提供しているシステムのことです。日本のほぼすべての銀行が参加予定なので、「安定感・安心感」がありますよ。
銀行Payのユーザーが使うスマホアプリは、各銀行の独自開発となるので銀行ごとの特徴が出ます。コアシステムについてはグループ内での共通化が考えられています。
たとえば、グループ内では、参加銀行間は接続されていて互換性があります。それから、加盟店も共有化されています。したがって、グループ内であればどの銀行の加盟店でも使用できます。
もしも、グループ間の相互乗り入れも実現する場合には、さらに使用できる店舗が増えて、使い勝手の良いシステムになると期待されているのです。
銀行Payで覚えておきたいポイントは以下のとおりです。1つ目は、対応している銀行の相互の乗り入れを実現している、加盟店の共有化に対応している点でしょう。
さらにクレジットカード決済にも対応する見込みなので非常に便利になるでしょう。まだこのPayに登録していない人は、この機会にぜひ検討してください。有効活用していきましょう。
続いては銀行Payの仕組みについて深掘りしていきます。仕組みは大きく分けて4つです。
それでは銀行Payの仕組みを紹介していきましょう。まずは基盤システムに関してです。
銀行PayがGMOペイメントゲートウェイが開発、そして提供するキャッシュレス決済の基盤システムになります。また、このシステムは提携する銀行に対し提供され、銀行はこのプラットフォームを使用した独自のスマホ決済アプリをリリースします。
各銀行のアプリで同じプラットフォームを利用するため、それぞれの加盟店で各銀行のアプリによる決済が可能となります。したがって、参加金融機関が増えれば増えるほど、加盟店の輪が広がっていくものと考えられるでしょう。
銀行Payは2019年2月の段階では、銀行Payに参加している金融機関は、横浜銀行・福岡銀行・熊本銀行・親和銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・近畿大阪銀行・ゆうちょ銀行・沖縄銀行・の9行になります。
なお、既存のシステムを利用している銀行独自のQRコード決済サービスを展開できます、そのため、今後も参加金融機関が増えるでしょう。
アプリと銀行はそれぞれ違います。以下で確認しましょう。
また、参加金融機関の相互乗り入れを実現するマルチバンクによって、加盟店の共有化に対応しているのも仕組みの1つです。
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