Twitterがリプライの非表示機能を日本とアメリカで開始したことを発表しました。ユーザーがTwitterでの会話をより管理できるようになる日本とアメリカで開始されたTwitterのリプライの非表示機能についてご紹介します。
9月20日、Twitterでは、ユーザーがTwitterでの会話をより管理できるようになる「リプライの非表示」のテストを日本とアメリカでも開始することを発表しました。
「リプライの非表示」のテストについては、数ヶ月前からすでにカナダでテストが開始されており、ユーザーをブロックすることなくリプライを非表示にすることができる機能となっています。
「リプライの非表示」テストは、数ヶ月前からカナダで先行開始されていましたが、Twitterによると、カナダの「リプライの非表示」では、ポジティブなフィードバックが多かったとのことです。
カナダでは、多くのユーザーが「無関係、攻撃的もしくは意味のわからない返信」を非表示に変更したと回答しているとのことです。
また、「無関係、攻撃的もしくは意味のわからない返信」を理由に非表示にされた経験のあるユーザーの約27%が、相手とのやり取りについて「考え直す」と回答しています。
カナダの「リプライの非表示」テストでは多くのユーザーが無関係、攻撃的もしくは意味のわからない返信を非表示に設定し、Twitterでは、キーワードのミュート機能と同じように、会話の管理に役立つと考えているとしています。
Twitterでは、ユーザーによる会話の管理を目的に、「リプライの非表示」テストをカナダで数カ月前から実施していますが、目的については、「リプライの非表示」の機能により、Twitterでの会話にどのような変化が生じるかを把握することとされています。
「リプライの非表示」設定ですが、返信のツイート上に表示されるアイコンをタップすると、非表示に設定することがでます。
また、「リプライの非表示」設定を行う際は、そのアカウントをそのままブロックすることも可能となっています。
非表示にしたツイートは返信が来た元のツイートに表示されるアイコンから確認することができ、返信されたユーザー以外でも、元のツイートに表示されるドロップダウンアイコンをタップすることで、非表示になったツイートを確認できるようになっています。
なお、非表示になったツイートを確認後に非表示の解除を行うことも可能となっています。
Twitterでは、このような傾向が引き続き見られるのか、それとも新しい発見があるかを検証するとして、@TwitterSupport宛てのツイートでフィードバックを受付中です。
Twitterでは、ユーザーからより多くのご意見を集めることで、会話をもっとパーソナライズできるようにしながら、Twitterならではの透明性とオープン性を保っていけるよう、より良いバランスを追求していくとしています。