Appleは、iOS 13でサポートされていない旧iPhone/iPad向けにiOS 12.4.2の配信を開始しました。今回Appleが旧iPhone/iPad向けに配信されるiOS 12.4.2では、セキュリティアップデートが含まれています。
Appleは、iOS 13でサポートされていない旧iPhone/iPad機種向けにiOS 12.4.2の配信を開始したことを発表しました。
AppleのiOS 12.4.2が配信される対象デバイスについては、iPhone 5s・iPhone 6・iPhone 6 Plus・iPad Air・iPad mini 2・iPad mini 3・およびiPod touch第6世代となっています。
iOS 13でサポートされていない旧iPhone/iPad機種向けに配信を開始したiOS 12.4.2については、お使いの機種端末にアップデート案内が届いていれば通知から、iOS 12.4.2へバージョンアップすることが可能です。
なお、旧iPhone/iPad機種の設定より一般 へ進み、 ソフトウェア・アップデートから確認して手動でアップデートすることも可能です。
今回アップデートの対象となった旧機種では、これまでのシステムソフトウェア最新版はiOS 12.4.1となっており、iOS 12.4.1のアップデート内容は、8月に報告されていた「脱獄」の脆弱性をふさぐ内容となっていました。
今回のiOS 12.4.2に含まれるバージョンアップ内容には、以下のようなセキュリティアップデートが含まれていることが明らかになっています。
旧iPhone/iPad機種向けに配信を開始したiOS 12.4.2アップデート対象のデバイスについてご紹介しておきましょう。
内容にセキュリティアップデートが含まれる今回のバージョンアップは、対象のデバイスを持っているユーザーへは、アップデートが推奨されています。
iPhone、iPad、iPod touch をアップデートする方法について、ワイヤレスもしくは iTunes を使ってiPhone、iPad、または iPod touch を最新バージョンの iOS にアップデートする手順について説明します。
最新のバージョンにアップデートする前には、必ず、iCloud または iTunes を使ってデバイスのバックアップを作成するようにしましょう。
デバイス上にアップデートがあるというメッセージが表示されたら、「今すぐインストール」をタップします。
お使いのデバイス上でアップデートが案内されない場合は、iTunes を使って手動でアップデートすることができます。
まず、デバイスを電源に接続し、Wi-Fi でインターネットに接続します。次に、「設定」から「一般」を開き、「ソフトウェアアップデート」の順にタップしましょう。次に、「ダウンロードしてインストール」をタップします。
アップデートの作業中に、iOS のアップデートに必要な容量が足りないため App を一時的に削除してもよいかを確認するメッセージが表示された場合は、「続ける」または「キャンセル」をタップしましょう。
ここで削除された App は後で再インストールされますので安心してアップデートすることができます。
すぐにアップデートする場合は、「インストール」をタップします。または、「後で」をタップして、「夜間にインストール」または「後で通知」を選択しましょう。
アップデート中は、端末が利用できなくなってしまうため、夜、就寝中に行いたい場合など「夜間にインストール」をタップしましょう。その場合、就寝前に iOS デバイスを電源に接続しておくと、就寝中にデバイスが自動的にアップデートされます。
iOS 12 では、iOS デバイスを自動でアップデートする設定をしておくことができます。iOS デバイスを自動でアップデートするには、「設定」から「一般」を開き、「ソフトウェア・アップデート」から「自動アップデート」の順に選択します。
iOS デバイスは、最新バージョンの iOS に自動的にアップデートされます。なお、一部のアップデートは、手動でインストールする必要がある場合があります。