2020年サービス開始となるストリーミングサービス「HBO Max」が、スタジオジブリの作品の放映権を獲得し配信開始することが発表されました。スタジオジブリの作品の放映権を獲得し「HBO Max」でストリーミング配信開始についてご紹介します。
現地時間の10月17日、2020年春に全米でサービスを開始する米ワーナーメディアの新ストリーミングサービス「HBO Max」がスタジオジブリと独占配信契約を交わし、スタジオジブリの作品の放映権を獲得したことを発表しました。
ストリーミングサービス「HBO Max」が、スタジオジブリの作品の放映権を獲得したことで、『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』・『もののけ姫』・『千と千尋の神隠し』・『ハウルの動く城』などの作品の配信が可能となります。
スタジオジブリの作品のこれまでの経緯についてご紹介していきます。トトロやもののけ姫、千と千尋の神隠しなどスタジオジブリ作品全21本が、定額動画配信サービスの「HBO Maxで配信されることが発表されました。
「スタジオジブリ」の作品は、これまで定額見放題サービスをはじめ、レンタル・購入を含む一切のネット配信が行われてきませんでした。
「スタジオジブリ」の作品は、これまでディズニーがDVD・Blu-rayの販売を行ってきたため、今回発表されたワーナー傘下の「HBO Max」での配信開始について、驚いたユーザーも多いのではないでしょうか?
「HBO Max」のCCOケヴィン・ライリー氏は、契約締結の発表に際し、スタジオジブリ作品について「息をのむほど美しい映像と人間味あふれる魅惑的なストーリー」と説明しています。
また「HBO Max」のCCOケヴィン・ライリー氏は「世界中の観客を魅了してきたスタジオジブリの素晴らしい作品群を、私たちのサービスを通じてより多くの人々に届けたい」と公表しています。
スタジオジブリ代表取締役会長の星野康二氏は、「HBO Maxという理想のパートナーの協力のもと、スタジオジブリの全作品をアメリカの観客にお届けできることに、我々一同、心から興奮しています。」とコメントを出しています。
「サービスが開始される来春、ジブリをまったく知らない新たな観客には、我々の作品を初めて体験する喜びが待っていることでしょう」と全米で初めてスタジオジブリの作品を配信することに際しユーザーへのアピールを公表しています。
2020年春にサービス開始となるHBO Max (エイチビーオー・マックス)」は、ワーナー・ブラザーズの親会社であるワーナー・メディアによる定額動画配信サービスとなっています。
「HBO Max」には、スタジオジブリ作品の他、ワーナー・ブラザーズの映画、ケーブルテレビ局HBOのドラマ作品、カートゥーン・ネットワークのアニメ作品などのコンテンツがストリーミング配信されることが予告されています。
「HBO Max」は子ども&ファミリー向けの番組に重点を置き、今月初めにはこのセクションを担当する重役を発表を行っています。
また、長寿番組「セサミストリート」が「HBO Max」をホームとすることも決定しており、人気の「シーズン51」についても「HBO Max」にて配信されることも明らかになっています。
現段階で、ストリーミングサービス「HBO Max」はアメリカ以外の国でのサービス展開は未定となっており、日本では別のサービスで配信される可能性もあります。
スタジオジブリ作品の日本での動画配信サービスについては、「Hulu Japan」や「Disney DELUXE」になるのでは?という声もあります。