10月初めにGoogleが発表した、GoogleマップのシークレットモードがAndroid向けに正式リリースされました。AndroidのGoogleマップで「シークレットモード」が利用可能になった件について利用方法や特徴についてご紹介します。
Googleの地図サービス「Google マップ」の Android 版アプリが v10.28.2 にアップデートされ、AndroidのGoogleマップで「シークレットモード」が利用可能になっています。
Android向けに正式リリースとなったGoogleマップの「シークレットモード」については、段階的に展開されており、今後数日ですべてのAndroidユーザーが利用可能になるとされています。
なお、iOS向けのGoogleマップの「シークレットモード」については、現段階ではリリースの発表が未定ですが、順次リリース予定となっています。
Googleマップの「シークレットモード」についてご紹介していきます。
Googleマップの「シークレットモード」では、シークレット モードをオンにすると、Google マップで検索した場所や経路を表示した場所などのアクティビティが Google アカウントに保存されないようになる機能となっています。
Android版Googleマップの「シークレットモード」では、シークレット モードがオンの間はブラウザの閲覧履歴や検索履歴の保存がされないようになります。また通知の送信もされません。
また、ロケーション履歴または共有中の現在地情報を利用している場合、更新が保存されないようになっています。他にも、個人データの履歴が保存されないので、使用したマップのカスタマイズに表示されることがなくなります。
Googleマップの「シークレットモード」の特徴についてみていきましょう。Googleマップのシークレットモードでは、Chromeブラウザのシークレットモードと同様に、検索やナビゲーションの結果などがGoogleアカウントに保存されないようになります。
「シークレットモード」の特徴として、「シークレットモード」利用中は、通勤やおすすめが利用できなくなる点があり、ロケーション履歴については、Googleマップだけではなく、デバイス全体で一時的に停止されることとなりますので注意が必要です。
逆にGoogleマップでシークレット モードをオンにしても、Googleアシスタントはその影響を受けず、アシスタントと情報を共有すると、通常通りにその情報は保存されるようになっているとのことです。
Googleマップの「シークレットモード」を利用する方法についてみていきましょう。Android版のGoogleマップで「シークレットモード」をオンにするには、Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットで、Googleマップアプリを開きます。
次に右上のプロフィール写真をタップします。続いて、[シークレット モードをオンにする] をタップします。
「シークレットモード」をオフにする方法については、Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットで、Google マップアプリを開きます。右上のプロフィール写真をタップし、シークレットモードを無効にするをタップします。
Googleマップの「シークレットモード」でできない機能についてまとめて確認しておきましょう。「シークレット モード」で利用できない機能は次のとおりとなっています。