2020年01月14日更新
あげる/もらうシェアアプリ「Ageru」β版が日本初!
DADAは自宅に持っている品物を「あげる」「もらう」ができる完全無料制シェアアプリ「Ageru」β版の提供を開始しました。シェアアプリ「Ageru」β版ではAgeru独自のポイント「グリーンフラワー・ポイント」を使った金銭的報酬を排除した取引を実現しています。
目次
「あげる・もらう」で取引するシェアアプリ「Ageru」β版提供開始
DADA株式会社は、個人が自宅に所有する品物を無料で「あげる」「もらう」ができる完全無料制シェアアプリ「Ageru」β版の提供を開始しました。
「Ageru」とは「売りません、タダで贈ります!」をコンセプトにしていて、自分では価値が無いと思っている品物を流通させる、地球にやさしいプラットフォームです。
シェアアプリ「Ageru」β版では全て独自のポイントを活用した取引を行い、価格交渉も現金取引も存在しません。全て「あげる」「もらう」で取引を行います。
シェアアプリ「Ageru」の開発の背景
物が溢れる豊かな現代では、使わないけれど捨てるにはもったいない眠っているだけの財産「休眠財産」が家の中に多く存在します。
こうした「休眠財産」を活用したいというニーズは高まっていますが、その為のサービスが不足しており既存サービスだけでは解決が難しいのが現状です。
流行している「メルカリ」などのフリマアプリでもこの「休眠財産」の活用はされています。ただフリマアプリでは、実際に売る側と買う側の品物価値(金銭的価値)に対する認識が異なり、価格交渉やアフタートラブルなどの負担が大きいのが現実です。
そこでDADA株式会社が開発する完全ポイント制のフリマアプリ「Ageru」が登場するわけです。「Ageru」の、ものを無料で「あげる・もらう」という形式をとったサービスは、2019年10月からβ版がiOSとAndroid用で配信されています。
通常のフリマアプリにある金銭的報酬を排除することでユーザー同士の心の摩擦を和らげることができ、流通を促進することで捨てられる品物を減らすことに繋がるでしょう。
また自宅に眠る品物を必要としている人に「あげる」ことや自分も「もらう」ことで、地球にやさしい「あげる・もらう・つながる」コミュニティの形成を目指しています。
シェアアプリ「Ageru」β版の使い方
シェアアプリ「Ageru」では、金銭に代わるAgeru独自のポイント「グリーンフラワー・ポイント」を使った取引を実現しています。
「Ageru」の使い方とは、「グリーンフラワー・ポイント」を利用して欲しい品物を自由に取得します。品物の受け取り方法は配送と対面から選択できます。基本ルールとして配送は着払いですが、当人同士の調整・交渉で変更することは可能です。
また「Ageru」の使い方として「グリーンフラワー・ポイント」を集めることが重要になります。この「グリーンフラワー・ポイント」とは「Ageru」登録時に300ポイントが付与されます。
この他にも以下の方法でポイントを増やすことが可能です。これら以外でもキャンペーンや新機能実装によるポイント付与を行っていく予定としています。
- 「Ageru」にログイン
- 出品~引き渡し完了
- 取引相手へサンキューレターを送る
- SNSでシェアなどの特典
- アプリ内のミニゲームに挑戦する
「Ageru」の活用の今後の展望について、日本国内での非活用品の流通を促し品物の価値の最大利用を目指すだけではなく、将来的には、国内に溢れている活用しきれない品物を東南アジアやアフリカの恵まれない人たちにまで届けたいとしています。
フリマアプリでの売り買いの損得に神経をとがらせるのではなく、自分の持っているものを必要としている人に「あげる」ことで誰かを幸せにできる仕組みを作っていき、贈る行為の連鎖が波及してくことが望まれます。