2020年02月02日更新
【東亜重工フォント】弐瓶勉さん原案/監修のフォントが今秋発売!
書体開発や販売の「イワタ」が弐瓶勉さんと共同で「東亜重工」製のフォントを開発し「通常版」と「限定版」を今秋発売することを発表しました。今週発売予定の弐瓶勉さんが原案/監修を行った約7700文字を収録する「東亜重工」製のフォントの内容についてご紹介します。
目次
「東亜重工」製のフォントを開発し弐瓶勉さん原案/監修のフォントを今秋に発売することを発表
フォントの書体開発や販売を行っている「イワタ」が弐瓶勉さんと共同で「東亜重工」製のフォントを開発し「通常版」と「限定版」を今秋発売することを発表しました。
「イワタ」は、2020年11月に創業100年を迎える書体開発及び販売を行っている企業で、今回、「BLAME!」や「シドニアの騎士」の作家として知られる漫画家・弐瓶勉さんとコラボによって新しいフォントを開発したものです。
「東亜重工」製フォント とは
今秋に発売を予定している「東亜重工」製フォント とは、英数字や平仮名、カタカナ・JIS第一・第二水準漢字を含む約7700文字を収録しているフォントとなっています。
約7700文字を収録し、今秋に発売を予定している「東亜重工」製フォントは、 漫画家の弐瓶勉さんが原案及び監修を行っており、収録されている文字には、印象的な世界観が感じられるフォントとなっているのが特徴です。
「東亜重工」製フォント は通常版と限定版の2種類が発売される予定となっています。
「東亜重工」製フォントの原案及び監修を行った弐瓶 勉(にへい つとむ)氏について
「東亜重工」製フォントの原案及び監修を行った弐瓶 勉(にへい つとむ)氏についてご紹介しておきましょう。
弐瓶 勉氏は、漫画家として多くの作品を手掛けており、現在は、講談社の「月刊少年シリウス」にて「人形の国」を連載中となっています。代表作には、「人形の国」・「シドニアの騎士」・「BLAME!」など多数あります。
また、弐瓶 勉氏は、2016年に開催された【コミコン2016】にてインクポッド賞を受賞しており、他にも、「シドニアの騎士」の作品では、「第39回講談社漫画賞と第47回星雲賞コミック部門を受賞しています。
「東亜重工有限責任事業組合」とは
「東亜重工有限責任事業組合」とは、漫画家として知られている弐瓶勉氏と、デジタルアニメーションスタジオ「ポリゴン・ピクチュアズ」の主要株主である株式会社ポリゴン・ピクチュアズ・ホールディングスが、2017年に共同で設立した企業となっています。
「東亜重工有限責任事業組合」の事業内容としては、オリジナルの作品やプロダクトの企画・デザイン・制作をおこなっており、既発作品の監修やライセンス管理についても事業展開しています。
発売予定の「東亜重工」製のフォントについて
発売予定の「東亜重工」製のフォントについては、英数字や平仮名、カタカナなど約7700文字を収録しているフォントとなっています。
「東亜重工」製のフォントは、個人向けのニーズとしては、PCでの文書やイラスト作成などが想定されていますが、商用利用についても可能となる予定とされています。
なお、商用利用に関する使用許諾条件や使用可能例などは、開発元である「イワタ」の公式サイトにて確認することができます。
「東亜重工」製のフォントでは通常版と完全受注生産の限定版も発売予定
「東亜重工」製のフォントでは通常版と完全受注生産の限定版も発売を予定しているとのことです。
完全受注生産となる限定版については、「東亜重工GRUNGE」のフォントも収録する予定とのことです。また、漫画家、弐瓶さん監修により千値練が制作したフィギュア「合成人間」の特別仕様版も付属される予定とのなっています。
なお、フィギュア「合成人間」の特別仕様版の詳細や限定版の価格については、今春ごろに発表するとのことです。